フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

mettre

2006年07月27日 18時24分35秒 | 語彙
2006年7月12日のNHKラジオフランス語講座で、頻出単語の一つmettreの新たな(もちろん私にとってですが・・・)用法を習いました。

J'ai mis une heure en voiture.
車で1時間かかりました。

mettreには「時間をかける」という意味があります。
人だけでなく物も主語にとります。

Cette viande met longtemps à cuire.
この肉は煮込むのに時間がかかる。

ところで、「時間がかかる」といえば
il faut ~
という言い方もありました。

先の「車で1時間かかりました。」も
Il (m')a fallu une heure en voiture.
と言うことができます。

また、prendreを使って、
Ca m'a pris une heure en voiture.
とも言うこともできます。


dire その2

2006年07月26日 14時40分55秒 | 語彙
以前、direには「見覚えがある、聞き覚えがある」という意味があることを書きましたが、今日のNHKラジオフランス語講座で、別の用法が挙げられていました。

Ca vous dirait d'aller à la fête de la Mirabelle ?
みんな、ミラベル祭に行ってみたい?

Ca te dirait de venir manger chez moi ?
うちに食事に来ない?

このdireは「気に入る、興味をそそる」という意味です。
いつもdiraitじゃないといけないのかというと、そうではなくて、うちの辞書の例文によりますと、

Est-ce que cela vous dit ?
(何かを提案して)いかがですか?

Cela ne me dit rien qui vaille.
それはどうもうさんくさい。

などと言うこともできます。

ところで、例文に出てくる「ミラベル」ですが、果物の一種だそうです。
私は見たことも食べたこともありません。

des nouvelles de

2006年07月25日 17時39分24秒 | 文法
2006年7月17日のNHKラジオフランス語講座より

今日の表現として
des nouvelles de
が取り上げられていました。

Tu as des nouvelles d'Antoine ?
アントワーヌから連絡はあった?

Je n'ai pas de ses nouvelles depuis deux mois.
もう2ヶ月、彼から連絡がない。

2番目の文章の
de ses nouvelles
って何か変じゃありません?
de sesのdeって何???

と私のように疑問に思う人がおそらくたくさんいるのでしょう。
それを見越して六鹿先生は次のように説明されていました。

「"des nouvelles de 誰それ"は、"誰それからの消息"と言う意味です。
彼、彼女の消息などのように言う場合は、
de ses nouvelles
のように、前にdeという要素が付きます。
このdeは部分を表すdeであると言われています。
"君、彼(彼女)から連絡あった?"なら、
Tu as des ses nouvelles ?
となります。」

「二つ目の文に出てきているdeという要素、実は最初の"des nouvelles de 誰それ"のdes nouvellesにもこのdeが含まれると考えられています。」

うーむ、ややこしいぞ!
辞書でdeをひいてみると

「《部分を表す小辞》~の一部」
とあり、続いて、

boire de ce vin このワインを少々飲む
manger de tout すべての料理に箸をつける
manger des pommes dans la corbeille かごの中のリンゴを(いくつか)食べる

と例が挙げられていました。
めまいがしますね

ジダン、謝るが後悔することは何もない

2006年07月24日 19時17分15秒 | フランス語でニュース
Zidane s'excuse mais ne regrette rien

Le Mondeからのニュースです。

Zinédine Zidane s'est excusé, mercredi soir sur Canal+, pour avoir asséné un coup de tête au défenseur italien Marco Materazzi lors de la finale du Mondial 2006 de football entre la France et l'Italie.

assener (強い打撃を)加える
coup de tête 頭突き
lors de ~のときに

水曜日、Canal+でジネディーヌ・ジダンは、2006年のワールドカップ、フランス-イタリアの決勝戦のとき、イタリアのディフェンダー、マルコ・マテラツィに頭突きをしたことに対して謝罪をした。

"Je m'en excuse auprès des enfants et des personnes qui ont regardé cela, a déclaré le meneur de jeu français.

meneur de jeu (ショーやゲームなどを)進行させる人

「これを見た子供達、これを見た人たちに謝ります」とフランスの司令塔が明言した。

この模様が日本のテレビでも流れました。
事前に発言の内容を新聞で読んでいたので、大筋はわかりましたが、ジダン(元)選手の発言の詳細な聞き取りは結構難しかったように思いました。
インタビューしていた男の人(すごく有名な人らしい)はインタビュアーらしくとても分かりやすいフランス語で話していました。

それよりも、インタビュアーが、ジダン選手が話している最中にどんどん割り込んで話すので驚きました。

続・複合過去と半過去

2006年07月23日 11時25分53秒 | 文法
複合過去と半過去の続きです。
といっても私が書いたのではなく、てふママさんとすいっちさんのお二人が前回の複合過去と半過去のコメントで、別の例を挙げてくださっています。
てふママさんがとてもわかりやすく説明してくださっていますので、ぜひコメントもご覧になってください。
お二人ともありがとうございました。

複合過去と半過去

2006年07月13日 00時15分00秒 | 文法
複合過去と半過去の違いに着いてと聞かれたら、私ならこう答えます。

複合過去は過去の出来事を点として見るときに使う用法で、半過去は過去の出来事を線として見るときに使う用法です。

私のもっている文法の本にも、これに似たようなことが書いてありますので、いい線をいっている答えかなあと思います。

先日、フランス語の講座で次のような問題が出ました。

1.En 1990, Jocelyne a eu deux enfants.
2.En 1990, Jocelyne avait deux enfants.

こんなの簡単、簡単と思ったのは最初だけ。
複合過去は点だから1番は二人の子供があった・・・あった?
子供があったなんて言わないしなあ・・・
2番のほうは半過去は線だから二人の子供がいた。1990年の間ずっといたのかな?
うむむ・・・
と、思い切り悩みました。

正解は次の通り。

1.Jocelyneは1990年に子供を二人授かりました。
2.1990年当時、Jocelyneには子供が二人いました。

1の意味は思いもつきませんでした。
複合過去はまさしく「点」。
「点」とはこういう意味も含まれるんですね。

続・サッカー

2006年07月02日 15時13分55秒 | 語彙
フランス、勝ちましたねえ。
調子に乗ってサッカー用語の続編をします。

première mi-temps 前半
deuxième mi-temps 後半
mi-temps ハーフタイム
arrêts de jeu ロスタイム
prolongation 延長戦
tirs au but PK
faute ファウル
arbitre 審判
fair play フェアプレイ

C'est pas possible. ありえない(シュートはずしたときに選手の口を見ていると、こんなこと言ってます)
Il fait quoi ? (あの選手は)何やってんねん!
Qu'est-ce qu'il fout ? (あの選手は)何やってんねん!
C'est parti. 始まった。(攻撃態勢が始まったときなんかに使います)

さて、フランスチームが優勝したら

On est les champions
On est les champions
On est On est
On est les champions

と歌って喜びを表現しましょう