フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

SNCF、ストのために大きな混乱が予想される

2005年01月19日 11時16分08秒 | フランス語でニュース
Fortes perturbations prévues à la SNCF en raison des grèves

Yahoo! Franceからのニュースです。

La gréve nationale des cheminots devrait être très suivie mercredi et d'importantes perturbations sont annoncées par la SNCF qui, pour la première fois, a mené une campagne d'information auprès des usagers.

鉄道職員の全国ストが水曜日も続く見通しである。SNCFは大変な混乱が予想されると発表した。このようにSNCFが利用者に情報を公開するのはこれが初めてである。


cheminot 鉄道員
perturbation 混乱
mener 物事を運ぶ、処理する
campagne 活動
aupres に対して

フランス名物ストのニュースです。
いままでスト情報を流さなかったというのが信じられないですね。
さすがフランス。

ジャン-マリー・ル・ペン、フランスでの「ドイツによる占領は特に残虐であったとはいえない」

2005年01月15日 09時41分33秒 | フランス語でニュース
Pour Jean-Marie Le Pen, "l'occupation allemande n'a pas été particulièrement inhumaine" en France

Yahoo! Franceからのニュースです。

En France, "l'occupation allemande n'a pas été particulièrement inhumaine": dans un entretien à l'hebdomadaire d'extrême droite "Rivarol" paru le 7 janvier et dont l'AP a obtenu copie mercredi, Jean-Marie Le Pen remet en cause les exactions commises par l'armée d'occupation allemande pendant la Seconde guerre mondiale, qu'il qualifie de "bavures inévitables".
木曜日、AP通信が入手したコピーによると、極右週刊誌「Rivarol」の1月7日号の対談で、フランスでの「ドイツによる占領は特に残虐であったとはいえない」と発言していたことがわかった。ジャン-マリー・ル・ペンは、第2次世界大戦中のドイツ占領軍による暴虐について再度触れ、「避けることのできなかった失態」と呼ぶにふさわしいとした。


entretien 対談
hebdomadaire 週刊誌
paru (paraîtreの過去分詞) 出版される
remettre en cause 再び問題にする、再検討する
des exactions 暴虐
commises (commettreの過去分詞、女性複数)犯す
qualifier 名づける、形容する
bavure 失態


フランスの極右政治家として名高いル・ペン氏の発言です。
ル・ペン氏は外国人を排斥するナショナリストで、彼の掲げる目標は日本と同じような移民排斥政策をすることだと、どこかで読みました。
極右と謳われている彼に支持される日本っていったい・・・

代名詞

2005年01月13日 22時30分04秒 | 文法
PANORAMA2の問題から

P.31の問題4
"J'ai demandé au vendeur s'il avait d'autres exemplaires de ce livre.
Il m'a répondu qu'il avait vendu tous les exemplaires."

上のふたつの文のexemplairesを適切な代名詞に置き換えると言う問題で、私の答えは、

J'ai demandé au vendeur s'il en avait d'autres de ce livre.
Il m'a répondu qu'il les avait vendu tous eux.

本当の答えは

J'ai demandé au vendeur s'il en avait d'autres.
de ce livreをはずし忘れ

Il m'a répondu qu'il les avait tous vendu.
コメントのつけようがないほどの間違い。ははは

de+複数形容詞+複数名詞

2005年01月10日 16時25分05秒 | 文法
久しぶりにPANORAMA 2を勉強しました。
PANORAMA2はCLE Internationalから出ているフランス語のテキストです。
おととしの夏にフランス行ったとき、一人で盛り上がって買いました。
説明もフランス語でやりがいがあると思ったのも、あの時だけ。
1年半にもなるのに、ちっとも進んでいません。

久しぶりに解くと、自分のいい加減さがわかりますね。
「おぉ、そうだったのか!」と思うことばかり。

その一つが「de+複数形容詞+複数名詞」
複数形容詞+複数名詞の不定冠詞はdesではなく、deとなるんだそうです!
知らなかった!

ところでこれに関し、おもしろい論文を見つけました。
名古屋大学の藤村先生の論文(フランス語)です。
余裕のない私は日本語の要約を読んで、グラフをちらっとみただけですが。

この論文によりますと、複数形容詞+複数名詞の不定冠詞としてdesが用いられることも多く、
くだけた言葉遣いであるほど、また「形容詞+名詞」が複合語であるほどdesが現れやすくなるのだそうです。
さらに、語彙論的または談話機能的に「軽い」形容詞であるほど、des+複数形容詞の形で現れやすくなり、「重い」ほどde+複数形容詞となるのだそうです。
例:de bonnes conditions(好条件)、des petits chiens(子犬)など。
どのくらいの頻度でdes+複数形容詞が現れるのか統計をとってみたところ、
petit(e)sが一番多く53.3%の確率でdesとなるそうです。
2番手がjeunes(46.4%)。
逆にdesとならず、de+複数形容詞の確率が高かったのはexcellent(100%)。
なかなか興味深い研究ですね。

リベラシオンがイラクに派遣していたジャーナリストの一人(女性)が消息不明

2005年01月08日 21時56分01秒 | フランス語でニュース
Libération sans nouvelle d'une de ses journalistes en Irak

Yahoo! Franceからのニュースです。
http://fr.news.yahoo.com/050106/85/47jwf.html

L'envoyée spéciale du journal Libération à Bagdad, Florence Aubenas, et son interprète irakien ont disparu en Irak depuis plus de vingt-quatre heures, ont annoncé jeudi soir le quotidien et le Quai d'Orsay.

木曜日、リベラシオン紙とフランス外務省は、同紙のバクダッド特派員フロランス・オブナさんとイラク人の通訳がイラクで消息をたち、24時間以上が経過していると発表した。


l'envoyée spéciale d'un journal 新聞の特派員
le quotidien 日刊紙。この文脈では「Libération」を指しています。
le Quai d'Orsay 「フランス外務省」の別名。フランス外務省がle Quai d'Orsay(オルセ河岸通り)にあるため、こう呼ばれているそうです。

イラクは本当に無法地帯と化しているようです。
選挙も実施されるのか、延期されるのか・・・

フランス語の本を読み終えました。

2005年01月04日 15時42分07秒 | 近況
"Le petit Nicolas"をとうとう読み終えました。
次に読むのは同じくプチニコラシリーズの"Les récrés du petit Nicolas" です。

年末に、某書店でこの本を買いました。
この書店はほかの書店に比べてやや安くフランス語の本を売っていたのですが、ユーロ高のせいでしょうか、以前買った"Le petit Nicolas"よりも91円も高くなっていました。
ちょっとショック。

r の発音

2005年01月03日 22時20分23秒 | 発音
元旦、新聞を眺めていると、外国語習得に関する記事がありました。
現在、NHKテレビのフランス語会話の講師をなさっている國枝孝弘先生が「発音は聴いて覚えようと言われていますが、口のどこを動かすのか、形をどうするのかも理論的に知っておく必要があります(うろ覚えですがこのようなことをおっしゃっていた)」とコメントしていて、思わずうなずきました。

フランス語を始めてからウン年間、海外旅行でしかフランス人と話す機会がなかったので、NHKのラジオを聞いて発音の練習をしました。
そのとき、聞くだけでなく、辞書の「発音の仕方」を読んで発音し、ラジオを聞いて発音し、を繰り返しました。
辞書の「発音の仕方」を読んだことが、偶然にも國枝先生のおっしゃる「理論的に知る」につながっていたんだ!とうれしくなりました。

たとえば、難しい発音の一つ「r」の発音について、旺文社のロワイヤルでは次のように説明されています。

舌先を下前歯の後ろに置いたままで[g]を発音するときのように後舌面をもちあげる。ただし軟口蓋に密着させず、狭めを作ってそこに、声帯を振動させながら呼気を通す。弱い摩擦音なので語中や語末にあるときは聞き取りにくい。語頭では強い呼気のため、のどびこのふるえを生じることがある。


「r」の発音がようやくそれらしく発音できるようになったと自信がつきかけた頃にパリへ友人と旅行しました。
タクシーに乗って、行き先を告げたのですが、"rue"の発音がまずくて全然わかってもらえませんでした。
友人と二人でさんざん"rue"を言って、ようやっとわかってもらえました。
このときは、つきかけた自信もふっとんで、結構落ち込みました。

「r」の発音は、当時よりもうまくなったとは思いますが、「r」+「u」の発音はまだまだです。

Bonne Annne'e !

2005年01月01日 08時15分33秒 | 近況
新年明けましておめでとうございます。
昨年の10月に始めたこのblogも三日坊主にならず3ヶ月続きました。
この間、このつたないblogにコメントを下さった方々、訪れてくださった方々にお礼を申し上げます。

一年の計は元旦に有り、ということで今年の目標は、フランス語の勉強を続けることです。
毎年同じ目標なんですけどね。
このblogも、もちろん続けていこうと思っています。
今年もよい年でありますように。