フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

ヨーロッパ:ヒグマが絶滅?

2004年11月23日 09時59分38秒 | フランス語でニュース
Europe: la fin de l'ours brun ?

子供向けの新聞、Le Journal des Enfants からです。
http://www.jde.fr/

L'animal devient de plus en plus rare en Europe l'ouest.
西ヨーロッパではヒグマを見ることが段々と珍しくなってきています。

Il existe environ 200 000 ours bruns dans le monde.
世界には200,000頭のヒグマが住んでいます。

Si l'on compte la Russie, l'Europe est leur terre privilégiée, avec 52 000 animaux recensés (comptés).
調査報告によれば、ロシアを含め西ヨーロッパ全体で52,000頭のヒグマが住んでいるそうです。

Pourtant, la situation est alarmante (très grave) en Europe de l'Ouest.
それでも西ヨーロッパの状況は深刻です。


un ours brun ヒグマ
privilégiée 特権的な
recenser (人口などの)調査をする
pourtant それでも
alarmant 不安を与える

Le Journal des Enfantsでは、難しい単語に説明を付けています。
参考になります。

マルグレーテ二世女王、ホンダ本社で「アシモ」とご対面

2004年11月21日 00時08分14秒 | フランス語でニュース
la reine Margrethe II rencontre le robot "Asimo" chez Honda

Yahoo frからのニュースです。
http://fr.news.yahoo.com/041117/202/4588t.html

La reine Margrethe II du Danemark, en visite d'Etat depuis lundi au Japon, a été chaleureusement accueillie mercredi par le célèbre robot humanoïde japonais "Asimo" à l'occasion d'une rencontre avec les dirigeants du constructeur automobile Honda à Tokyo.
国賓として月曜日から来日しているデンマークのマルグレーテ二世女王が、水曜日、東京で自動車メーカーのホンダの経営陣らと会見。あの有名な日本の人型ロボット「アシモ」から熱烈な歓迎を受けた。


en visite d'Etat     国賓として
chaleureusement    熱烈に
accueillir        迎える
à l'occasion de     ~に際して
dirigeant        経営者 幹部
constructeur automobile 自動車メーカー

アシモ、かわいいですよね。

ブッシュよりもシュワちゃんのほうが人気者-日本の首相

2004年11月13日 13時19分53秒 | フランス語でニュース
Schwarzenegger "plus populaire que Bush", selon le Premier ministre japonais

Yahoo frからのニュースです。
http://fr.news.yahoo.com/041112/202/450la.html

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Le Premier ministre japonais Junichiro Koizumi n'a pas hésité vendredi à dire au gouverneur de Californie Arnold Schwarzenegger, en visite officielle au Japon, qu'il était "plus populaire" que le président des Etats-Unis George W. Bush.

金曜日、日本を公式訪問中のアーノルド・シュワルツネッガー・カリフォルニア州知事に面会した小泉純一郎首相は、州知事のほうがジョージ・W.ブッシュ大統領よりも『人気がある』と、なんのためらいもなく発言。
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hésitér à   ~するのをためらう
être en visite officielle à   ~を公式訪問中である

へえ、シュワちゃん来日してたんだ。

フランス語でニュースを読むぞ!

2004年11月11日 20時21分13秒 | フランス語でニュース

今日から「フランス語でニュース」を始めます。
はっきり言ってフランス語で記事をひとつ読むのに1日はかかってしまうくらいの低レベルなので、見出しから始めたいと思います。

第1弾は2003年12月13日にフセイン元大統領の拘束のニュースです。
作家村上龍さんが編集長を務めるJapan Mail Mediaの2003年12月21日号の「パリは燃えているか?;欧州メディアレポート」の中で大中一彌さんがル・モンドの記事を日本語で解説されていたのを見て、原文にチャレンジしたものです。

            
フセイン元大統領の拘束のニュースが流れたとき、「フセイン元大統領はフランス語を話して・・・」という報道されていたのに気づいた方も多かったのではないでしょうか。
テレビでこのニュースを見ていた私も、「へぇ、フセインってフランス語も話せるんだ」と感心した覚えがあります。

2003年12月21日号の「パリは燃えているか?;欧州メディアレポート」でもこのフセイン元大統領のフランス語について取り上げています。
このなかで、ル・モンド紙のコラムニスト、エリック・フォトリーノさんも本当にフランス語で話したのかと疑問に思ったと書かれていました。

早速、ル・モンド紙のサイトに行ってチェックしました。
"Le bon usage du français"と題名は簡単でしたが、まあ、難しい単語のオンパレード。
辞書を引き引き、一応読んでみました。
このコラムでは、イギリス人が使っていた古臭い表現を挙げて、そこにヒントを見出しています。

Au moment où la bière remonte au gosier, le buveur s'excuse d'un rot soudain en murmurant, avec l'accent: "Pardon my french"
(イギリス人は)ビールを飲みほした後、いきなりゲップが出たら、訛りのある小さな声で「ごめん、フランス語が出てしまった」と謝るんだ。

っていうことは?
大中さんの推測では『自己正当化のための内容空虚な美辞麗句』が「フランス語」の真相のようだとしています。

"Pardon my french"という表現自体にも驚きましたが、この推測どおりだとすると、えげつない話ですね。

はじめてフランス語の本を読み通した!

2004年11月09日 17時47分31秒 | 近況

読み通したのは
"C'est tout moi Clarisse la miss!"
です。
今年の夏のベルギー旅行で買った本です。
多分小学校中~高学年くらいの子供たちが読むような本だと思うんですけど・・・
挿絵がやや多い、字ばっかりのページでも字が波打ったり、渦巻いたりしていて飽きそうにない、が決め手になって、購入を決めました。

オリジナルはイギリスの本らしいのですが、そんなことはこのさいどうでもいい。
長編のフランス語の本(一応187ページあります。ふふ。)を読み通したというだけで十分。

しかし、内容はうーん、わかっているのか不安です。
一応大筋はわかっているつもりなんだけど。
まぁ、最初はこんなものよね。


et があるのとないのとでは大違い

2004年11月07日 18時06分47秒 | 語彙

TBS系列のドラマに「エ・アロール」というのがありました。
この「エ・アロール」は、フランス語の"Et alors "のことで、意味は「それがどうしたの」、「だからなんだっていうの」。
フランスのミッテラン元大統領が愛人に関して記者から質問されたときに、"Et alors ?"と答えたそうです。
かなり嫌みな言葉です。

この副題を見ていて、ひょっとして私も使っていたのかも、という不安が・・・。
私ってかなり嫌なやつだったのかも???

よくよく考えてみると私がよく使うのは"Alors ?"。
"Alors ?"は話の続きや結果を聞きたいときに使う言葉です。
"Et alors ?"も同じように使えるそうですが、「それがどうしたの」、「だからなんだっていうの」の意味で使うことのほうが多いようです。

"et"があるだけで意味がこんなにも違ってしまうのですね。
気をつけなければ。

タンタンって絵本?それとも漫画?

2004年11月03日 18時25分17秒 | 語彙

日本でも大人気のタンタンと犬のスノーウィ(本国ベルギーとフランスではMilouという名前です。英語ではSnowyと呼ばれているので、日本のスノーウィは英語からきていたのですね)。
私もタンタンの本を買ってきました。
ページを開くと、コマ割りがあってまさしく漫画です。
でもハードカバーでサイズも大きく、外見は絵本そのもの。
日本の本屋では絵本コーナーにおいてあったけど、フランスでは、これはどんな位置づけになっているんでしょうか?

このようなタイプの本をフランスではbande dessinéeと呼んでいて、日本の漫画とは見かけが全く違うのですが、正真正銘の漫画です。
中身もフルカラーのことが多いようです。
子供向けのかわいいbande dessinée(私の好きな「Les Fantômes」シリーズにもbande dessinée版があります。)から、「XIII」(treize)といった大人が楽しめるbande dessinéeもあります。
フランスの本屋さんでbande dessinéeの一角へ行くと、大人(といってもやっぱり若い人たちですが・・・)が真剣にbande dessinéeを読みふけっている姿が見られます。

日本の漫画はフランスでも大人気で、manga(モンガって聴こえます)と呼んでも通じるようです。
ただ、mangaは日本の漫画のことを指し、ヨーロッパやアメリカの漫画はやはりbande dessinéeです。

リヒターさん

2004年11月02日 19時22分52秒 | 語彙

先日、日本の地震を伝えるフランス語のニュースをたまたま見ました。

   Ce séisme atteignait une magnitude de 8 sur l'échelle de Richter.
   この地震はマグニチュード8に達するものだった。

よく見るとなにやら見慣れぬ文字が。

l'échelle de Richter

なんやそれ?

フランスでは通常地震の規模を伝える際、マグニチュードを使うのが一般的らしいのですが、このマグニチュードという概念を最初に考え出した人が、アメリカの地震学者Richterだったのです。

地震国日本なのに、全く知名度の低いRichterさん。地震がめったに起きないフランスの人達がRicheterさんを知っているなんて不思議な気がします。