フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

人権宣言第2条

2005年02月27日 17時25分29秒 | フランス語名文・迷文
フランスWEBから出ているメールマガジン「週刊フランスのWEB」の220号で紹介されていたフランス人権宣言の第2条です。


Le but de toute association politique est la conservation des droits naturels et imprescriptibles de l'homme. Ces droits sont la liberté, la propriété, la sûreté et la résistance à l'oppression.
政治的組織はすべて、人間の生まれながらにもつ奪うことのできない権利の保護を目的とする。その権利とは、自由、所有、安全、圧制への抵抗である。

スト天国フランス。その一因がこの「la résistance à l'oppression(圧制への抵抗)」という言葉にあるのかも、なんて思ってしまいました。

bien joué

2005年02月23日 11時13分37秒 | 語彙
新聞を見ていたら、bien jouéの広告に気がつきました。
おぉ、フランス語ではないか。
犬のグッズを売っている会社らしいのですが、bien jouéってどういう意味に使ってるんだろうと疑問に思いました。
jouéは過去分詞なので、「よく遊んだね」とか、お手をしたから「よくやったね」とかいう意味でつけたのかなあ・・・

いろいろ調べてみると、どうもスポーツなどの試合で「よくやった!」という時によく使われる表現のようです。
たとえば、ル・フィガロのスポーツ欄を見ると、
Bien Joué Paris
の見出しが出ています。
Parisはバスケットボールのチーム名(正式名称はParis Basket Racing)です。

フランスにバスケットボールのプロリーグがあるんですね!

コーヒーに肝臓がんの予防効果あり。日本の研究から。

2005年02月21日 17時23分50秒 | フランス語でニュース
Le café protégerait contre le cancer du foie, selon une étude japonaise

Yahoo! frのニュースからです。

Le café ferait bien davantage que nous garder éveillé ou nous donner du courage pour affronter la journée.
コーヒーは眠気を覚ましたり、日々元気づけるためだけのものではなかった。
Ce serait également une bonne potion contre le cancer du foie, si l'on croit une récente étude épidémiologique japonaise.
最近発表された日本の疫学研究の通りだとすれば、コーヒーは肝臓がんの良薬にもなるかもしれない。


foie 肝臓
étude 研究
davantage より以上に
garder 保つ
éveillé 生き生きとした
affronter 立ち向かう
également もまた
potion 水薬
épidémiologique 疫学の

今回の文は難しかった。
ferait bien davantage que nous garder
のgarderがなんでnousの活用になってないねん!bien davantage queってなんだ!
と悩みぬいて1時間、結局友達に聞いてしまいました。
faireは使役だったんですね。
faire + 目的語 + 動詞の原形!
bien davantage queが間にはいっていたので気づきませんでした。
さらにbien davantage queのqueは比較を表しているんですね。
勉強になりました。
が、がんばるぞ

日本人、ホームシックになってもパリに居たい

2005年02月12日 14時03分52秒 | フランス語でニュース
Des Japonais entre mal du pays et mal de Paris

liberationからのニュースです。

«Ils se moquent de mon français et de mes expressions», «je me sens ridicule devant eux»... Ces plaintes; le Dr Ota, psychiatre à l'hôpital Sainte-Anne, les entend chaque jour.
「フランス語がおかしいって、言葉遣いが変だってわらわれるんです」、「いい物笑いの種です」・・・サンタン病院の精神科医、太田医師の元には毎日のようにこのような相談がくる。


se moquer de (deを)からかう
ridicule おかしな
psychiatre 精神科医

2005年2月2日の朝日新聞に「在留日本人の「パリ症候群」」の記事が掲載されました。
もともとは昨年の12月にフランスのリベラシオン紙に出た記事が元になっています。
パリに来ている日本人の精神的トラブルを診察してきたサンタン病院の太田医師がパリに適応できない症状を「パリ症候群」と名づけました。
太田先生によると、きちんとした日本人はフランスのいい加減さについていけない自分を責めてしまうのだそうです。

この件に関し詳しいコメントが
卵色日記に書かれていますので、ぜひ読んでください。

ブッシュ、ポーランド大統領を首相に降格

2005年02月10日 19時33分53秒 | フランス語でニュース
Bush dégrade le président polonais au rang de Premier ministre

Yahoo! Franceからのニュースです。

 Le président américain George W. Bush a dégradé mercredi son homologue polonais Aleksander Kwasniewski au rang de Premier ministre mais a rapidement réalisé son erreur et s'en est excusé.
水曜日、ジョージ・W・ブッシュ米大統領がアレクサンダー・クワシニエフスキー・ポーランド大統領を首相と呼んでしまったが、すぐに間違いに気づき謝った。


dégrader 地位を下げる
homologue 同じ職業・身分の人
Le Premier ministre a rencontré son homologue anglais.
首相はイギリスの首相と会見した。
rang 地位
réaliser 気づく

もう何を聞いても驚かなくなってしまったブッシュ大統領の間違い。
せいぜい謝ってください