初心者だからまずは手始めに絵本でも・・・と思ってもフランス語の絵本は日本で買うと結構高いですよね。
私のような絵本大好き人間ならともかく、たかが絵本1冊にに2千円も3千円も払ってられるか!よくわかります。
今回紹介するのは日本で手にはいる多分一番安いフランス語の本です。
象のババールが出てくる雑誌です。
値段はなんと683円!
本国で買っても4ユーロしますので、まあ納得の値段だと思います。
東京の丸善と大阪の紀伊国屋で見たことがあります。
洋書を扱っているお店であれば注文できるのではないでしょうか。
欧明社でも扱っているようです。
送料がかかりますが、送ってくれると思います。
さてこの雑誌、3~7歳向けです。
まずはHistoire(お話)があります。
最新版では"Bonjour Docteur !"というお話が載っています。
Ce matin, Alexandre est fatigué.
Il frissone, sa gorge pique,
et il n'a pas envie de se lever.
こんな感じで始まります。
約600語ほどのお話です(4ページ)。
現在形と複合過去がほとんどです。
時々半過去がでてきて、少しだけ単純過去と条件法が出てきます。
HistoireのあとはJeuがいくつかあります。
点に番号がふってあって、番号順に点をつなげていくと絵がでる遊び、塗り絵、間違い探しなどです。
最後にConte(物語)。
最新号は"Le Petit Chaperon Rouge"です。
chaperonってこれだけ見ると何を意味しているのかわかりませんでしたが、petitにrouge、物語で「かわいい+赤」、だいたい想像つきますよね。
Il était une fois une petite fille, la plus jolie qu'on eût pu voir.
eût・・・avoirの接続法半過去ですか・・・
なんじゃそりゃあって感じですね。
Sa grand-mère lui fit un chaperon rouge, qui lui allait si bien que partout on l'appelait le Petit Chaperon Rouge.
fit faireの単純過去
雑誌ですので、絵本に比べると格段に字が多くなっています。
語彙も増えますのでちょっと大変かもしれません。
そろそろ子供の絵本は卒業したいんだけど、ペーパーバックの児童書読めるかな~なんて考えている方は、一度試しに手にとってはどうでしょうか。