フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

Gervaise

2007年11月12日 22時08分04秒 | 映画
映画「Gervaise(邦題:居酒屋)」を見ました。

エミール・ゾラの小説"l'Assommoir"を映画化したものです。
ちなみに"l'Assommoir"は居酒屋の名前("l'Assommoir"って名前の居酒屋)です。
映画ではこの小説の主人公Gervaiseがタイトルになっています。
監督はRené Clément。
『太陽がいっぱい』を撮った方ですね。

Amazon frの作品紹介より。

Abandonnée par son compagnon avec ses deux enfants, Gervaise épouse Coupeau, un ouvrier sérieux et bon enfant.

abandonner (人を)見捨てる
compagnon (f) 連れ合い
épouser (と)結婚する
ouvrier 労働者
sérieux まじめな
bon enfant 人のいい

内縁の夫に捨てられ二人の子供とともに生きてきたジェルヴェーズは、まじめで人のいい職人クポーと結婚。

De cette union naîtra bientôt une petite fille, Nana.

union (f) 結婚
naître 生まれる

ほどなくして二人から生まれるのが女の子のナナ。

おもしろかったのですが、最後のほうが駆け足的になってしまって、「え、いきなり終わり?」みたいな感じでした。
原作を読んでいれば、最後のシーンも意味深であることがわかっておもしろいらしいのですが・・・。
昔の映画ですので、台詞が結構聞き取りやすく、「こんな私でもわかる、わかる、うれしー!」状態になります。
そういう意味では満足しました!

Partir, revenir

2007年07月29日 22時11分46秒 | 映画
夜中にぼんやりとテレビを見ていたら映画が始まったので、なんとなく見ていたら、フランス語で話し出したので、これはちゃんと見なければと思い録画しました。
この前やっとのことでこの映画、「Partir, revenir(邦題『遠い日の家族』)を見ました。
シャバダバダの「男と女」を撮ったClaude Lelouch監督の作品です。
最初は台詞があまりなく、ラフマニノフの曲ばっかり流れるので、しまったと思いましたが、これを乗り越えると話がちゃんと展開していくので大丈夫。
少しの辛抱です。

ただ、経時的な展開ではなく、時間が行きつ戻りつしますので、集中力もやや必要です。

cinemoviesによるあらすじ

Salomé Lerner est une écrivain juive dont la famille a été déportée lors de la Seconde Guerre mondiale, à la suite d'une odieuse dénonciation.

juif(ve) ユダヤ(人)の
déporter 強制収容所に送る
odieux(se) 憎むべき
dénonciation (f) 密告

サロメ・レルネはユダヤ人の小説家。家族は第2次世界大戦のとき、卑劣な密告により強制収容所に送られた。

Trente ans plus tard, elle vient présenter son livre autobiographique 'Partir Revenir' à l'émission de Bernard Pivot, 'Apostrophes'.

apostrophe (f) 呼びかけ
autobiographique 自(叙)伝的

それから30年後。サロメがベルナール・ピボの番組「アポストロフ」に来て自伝的小説「パルティール・ルヴニール」を紹介する。

案の定、フランス語の聞き取りなんてほとんどできず、全然勉強にはなりませんでしたが