monologue
夜明けに向けて
 



わたしが留学した頃、米国公共英語教育プログラムの主要メンバーはイランからの留学生たちだった。その頃本国イランでは親米強硬路線であったパーレビ王が米国の庇護のもと政権を担っていた。それで友好国としてイランからの留学生を大量に受け入れていたのだった。かれらは議論好きでいつもワイワイガヤガヤやっていた。しかし、パーレビ政権の批判をする時だけはなぜかは声をひそめた。本国で批判すると警察に連行されるので米国内でさえ大きな声で批判するのが怖かったのだ。そしてしばらくするとかれらがいつのまにか姿を消した。本国イランでパーレビ政権が倒された。フランスに亡命していたホメイニ氏が帰還してイランイスラム革命と呼ばれる革命が勃発したのだった。あの留学生達は好戦的だったので今回のハマスのイスラエル攻撃作戦に裏から関与しているかもしれないと残念だけど思ってしまう。
fumio


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )