monologue
夜明けに向けて
 



高校時代、好きなポップグループにザ・クリスタルズ(The Crystals)という女性ボーカル・グループがあった。ウイキペディアによると、「1961年から1964年にかけてフィル・スペクターのプロデュースにより、「恋のアップタウン」「ヒーズ・ア・レベル」「ハイ・ロン・ロン」「キッスでダウン」などのヒットを量産した。」と記述されている。このうち 「ヒーズ・ア・レベル」はメンバーがニューヨークからロサンジェルスまでの飛行機に乗るのをいやがったのでリードボーカルのダーレン・ラヴだけでレコーデイングして他の女性コーラスを入れてクリスタルズの名前で出したという。敏腕プロデューサー、フィル・スペクターにとってはなんでもないことだろうけれど高校時代からのファンであるわたしにとっては衝撃的な話だった。今週の「Song to soul」でその逸話が紹介されていたがクリスタルズといっても曲によって雰囲気が違うのはそのせいかと思った。
fumio

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