monologue
夜明けに向けて
 



うちに来る20代の若者と2016年に公開された新海誠監督による長編アニメーション映画『君の名は』の話をした時1200年周期ティアマト彗星接近ストーリーにはあまり興味がなくてRADWIMPSの歌が好きなので見たということだった。裏にある壮大な宇宙叙事詩より表のラヴストーリーが大切なようだった。年代によって映画の見方が変わる。わたしの世代で『君の名は』を見るのは珍しいと不思議そうにされた。わたしの場合は舞台になった飛騨高山に行って「日玉の国音楽祭」でゲスト出演ライヴをしたこともあるからなじみが深い。彗星の名前がティアマトだったことも興味深かった。バビロニアの主神、マルドゥクが原地球ティアマトを天と地の二つに分けたといってもピンとこないようなのでティアマトを日本語にして二つにするとわかるよと教えた。つまり「地、天戸」なのだ。シュメール語の封印がどうして日本語で解けるのかがふしぎ…。
fumio


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