monologue
夜明けに向けて
 



毎日新聞の月曜コラム「風知草」に小泉純一郎、細川護熙両元首相が「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表した時の吉原毅・城南信用金庫顧問と河合弘之弁護士の発言について書かれていた。
吉原氏は 「いま、世界中の原発の数は横ばいで、全原発の設備容量(発電能力)は400ギガワット(1ギガワット=100万キロワット)。自然エネルギーは近年、急激に拡大し、太陽光と風力で合計800ギガワットに達しています」と述べ、
なぜ、日本の再生エネは進まない?と記者に聞かれ、河合弁護士が「端的に言えば<系統連系>の妨害です」と答えた。
送電線の容量に空きがあっても、再生エネ事業者には貸さない。政府や電力会社が再生エネの邪魔をするという意味であるという。
まるで時代劇の悪代官と結託して既得権益をむさぼる敵役のようと多くの読者は感じた。
ヒーローが退治するのか、民衆が目覚めて蜂起するのか。人々はどんな結末を望むのだろう。
fumio


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