monologue
夜明けに向けて
 



昨夜の「SONG TO SOUL」はサイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」を採り上げていた。この曲ができてサイモンがガーファンクルに聴かせた時、ガーファンクルがこの曲の下敷きになっているのはなにかと考えてブラウンズの「谷間に3つの鐘が鳴る」だと思ったというのが印象に残った。確かに似ている部分はあるけれど「サウンド・オブ・サイレンス」がヒットしていた頃そんなことには全く気付かなかった。カール・ヘフナーの12弦エレキを映画「HARD DAYS NIGHT」でビートルズのジョージが弾くのを見てザ・バーズのロジャー・マッギンが購入して「ミスター・タンブリン・マン」に使用してその頃大ヒットしていた。それで「サウンド・オブ・サイレンス」にプロデューサーのトム・ウィルソンが12弦エレキを使用して普通のフォークにロックのフレィバーを効かせるとその曲は一気にトップに躍り出たのだ。この曲からフォークロックというジャンルが生まれた。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )