アーリオーン預言の解読作業は難解なものが多く大変だったが、黒衣(くろご)たちが与えてくれるインスピレーションを自分が思いついたように思いこんで解読していった。おかげでとても解けないように見えた預言もなんとか解くことができた。
本来、「炎で書いた物語」は神霊である素盞嗚(スサノヲ)尊の封印を解くプロジェクトであったはずなのに、あるとき、原田常治氏の著書「古代日本正史」が話題になって以来、ブームのように出版されたスサノオ・ニギハヤヒ関連の書籍、小椋一葉著の「消された覇王」、 「覇王転生」、「神々の謎」や中矢伸一著「封印された日本建国の秘密」、神一行著「消された太王 ニギハヤヒの謎」、大野七三著「神々の原像」などを読んで、いつしか人として生きたスサノオ、そしてその子ニギハヤヒの封印解きにすり替わって行った。それまでニギハヤヒという名前は知らなかったがかれこそが闇の門に閉じこめられた「音」に違いないと思い込んでいたのである。
fumio
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