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『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

久しぶりに父の夢を見た。

2019-04-17 08:57:38 | 喜怒哀楽をポジティブに
母の夢は時々見るが前回父の夢を見たのはいつ頃だっただろうか?
もう数年、いやもっと長い間見ていないかもしれない。

明治37年生まれの父はそれなりに厳格なところもあったが、長い教員生活で
時代に対応する必要もあったのか、我々子供達にも柔軟な面を見せたりもし、
母親ほどではないが忙しい中で親子の会話はあったほうだと思う。

夢の中の父は家庭風呂の3倍位の湯船の中で一緒に入っている私に
向かって『もうそろそろ引退してゆっくりと全国の史跡巡りをしてみたい・・・』と
言いながら大きく手を広げて波立たせるように湯船のお湯を私の方に
送り込んでいた。

何故こんな夢を見たのだろう。
夢を見る理由は完全には解明されていなようだが記憶や感情によるものが
多いとも言われている。
とすると、歴史のクイズを見た後だったからなのかもしれない。

ゆっくりと語り掛けるように、そして長年の夢でも叶えるかのように言った
『史跡巡りをしてみたい・・・』という声は聞き慣れたあの声のようだった。
父は教員生活と同時に市の市史編纂委員などもやっていたが、忙しかったため
史跡を訪ねる機会はそんなに多くはなかったのかもしれない。

父は私が29歳の時に67歳で死亡したがまもなく77歳になる今の私よりも
10年も早く若くして死んだのかと思うとあまりにも若すぎる・・・と思う。

私は不謹慎なくらい神の存在や宗教心も信仰するものもないが史跡や神社、
仏閣の建造物、そして彫刻や仏像、絵画などを見るのは好きである。

信仰心のない私には『父は今頃あの世で・・・』などと思ったことは全くないので
ただ頭に残っている歴史のクイズのことが公私ともに歴史、地理のなどと
取り組んでいた父と結びつき、その記憶と感情が湯船に浸る父の姿を
レム睡眠時に呼び込んだのかもしれない。

夢であっても久しぶりに父に会えてその声を聞いた様な気がしたのはやはり嬉しい。
今、生きていれば115歳、夢に現れた父は写真に残っているあの頃の顔の
ままだった。

コメント
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