5月25日(月)
山歩きの疲れが残っており昨日は家でノンビリしていたのだが、駅前辺りからドンドコドンドコ太鼓の賑やかな音が聞こえてくる。何事だろうと昼下がり見物に行ってみた。
賑やかな音の正体は、ブラジルサンバ祭りの音楽だった。ブラジル人らしき男性が楽器で音楽を奏で、豊満な女性が派手な姿で踊っていた。見物する人も肌の色が異なる多くの外国人が多数を占めていた。
我が街は全国何処にでもある平凡な田舎町なんだけど、こんなに外国の人が居たのかとちょっとした驚きである。そう言えば何時の間にか駅の東側にはインド料理の店ができ、西側にはブラジル料理の店ができた。
サンバのリズムに乗って発する異国の人のエネルギーが凄くて、自分の国なのにそのエネルギーに気圧されて日本人の観衆はヒッソリと小さくなって観ている感じだ。何か大相撲でモンゴル勢に圧倒される日本人力士みたいな雰囲気だなあと思ってしまった。