Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥多摩、川苔山

2019年02月04日 | 山歩き

2月3日(日)       天気=晴れ

07:34鳩の巣観光駐車場→ 08:50~56大根ノ山ノ神→ 10:18~28大ダワ分岐→ 11:00~08舟井戸→ 11:31~12:00川苔山→ 12:16舟井戸→ 13:08~22大ダワ→ 14:12大根ノ山ノ神→ 14:05鳩の巣観光駐車場

 

 軽い雪山歩きがしたくなり、奥多摩エリアでハイカーに人気が高い川苔山へ妻と出掛けた。早朝我家を出発し、圏央道と奥多摩街道を経由して7時半頃鳩の巣駅傍の駐車場に着いた。

 鳩の巣駅近くの無料駐車場

 此処は登山者がよく利用する奥多摩では貴重な無料駐車場で、休日のせいか既に10台程の車が駐車していた。準備を終えると駐車場前の車道を遡って行く。

 駐車場前の道を遡って行く

 しばらく歩いて地図を照合すると、この道が登山コースで無いと気づき再び駐車場近くまで戻った。すると地元のオジサンに声を掛けられ「川苔山へ登るんならアンタ達が降りて来た道でも行けますよ。よく整備されて歩き易い道だよ」と教えてくれた。

 オジサンの言葉を信じて、再び車道を登って行く。しかしこの道は山腹に刻まれたクネクネと長い林道で、登山道を行けば50分で着くはずだった大根ノ山ノ神まで倍近い1時間半も要して着いた。オジサンのいい加減なアドバイスに恨み言の一つも言いたかったが、「親切心で言ってくれたんだから仕方ないわよ」と妻に諭される。

 最初は雪の無いダート道だったが

 標高が上がるにつれ雪道に変わる

 やっと大根ノ山ノ神に着いた

 大根ノ山ノ神は我々が歩いて来た林道と登山道が交わる地点で、此処から道標に導かれて登山道に入る。樹林帯に傾斜の緩いトラバース道が長々と続き、この辺りから雪道に変ってくる。やがてキツイ傾斜の道となり、しばらく登ると道は分岐し左は大ダワに向かう道で、我々は直進して舟井戸への道を進む。

 道標の所から川苔山への登山道に入る

雪のトラバース道

 大ダワ分岐(陽の当る場所は雪が無い)

 登るにつれて雪の量がだんだん増えてくる。大ダワから30分程で本仁田山から川苔山へ続く稜線上の舟井戸に着いた。此処で一休み下後、曲ヶ谷北峰の西側斜面を巻いて鞍部に達し、そこから尾根道をしばらく登ると、大勢の登山者で賑わう川苔山(1363m)の山頂だった。

 舟井戸

 少し嫌らしい曲ケ谷北峰のトラバース道

 川苔山へ向かう尾根道

 山頂からは北から西側に掛けて展望が開き、雪化粧した奥秩父の山々が拡がり南には銀嶺輝く富士山も望まれた。30分程滞在し山頂を後にする。来た道を戻るのは面白くないので、舟井戸から大ダワへの尾根道を進む。この道は小さなアップダウンが幾つも繰り返す痩せ尾根の雪道で、大ダワに着いた時はけっこう疲れてしまった。

 川苔山山頂

 山頂から西側雲取山方面

 南側、富士山方面

 川苔山から曲ケ谷北峰

 大ダワへ向かう尾根道の岩場

 大ダワの祠

 大ダワの分岐

 余裕があれば本仁田山まで行くつもりだったが、予想以上に時間が掛り疲れても居たので大ダワから下山する事にした。鳩の巣へ降る下山道は一部嫌らしい雪のトラバースもあったが、概ね緩やかで快適な樹林帯の道だった。

 下山の道から望む舟井戸~大ダワの稜線

 気持ちの良い樹林帯の道

 大ダワから50分程で大根ノ山ノ神に着き、小さな祠の脇を通って更に40分程樹林帯の道を降ると鳩の巣の集落へ降り立った。駐車場へ戻ると車で奥多摩駅近くの「もえぎの湯」へ向かう。

 大根ノ山ノ神に戻って来た

 鳩の集落が見えてきた

  鳩の巣集落の登山道入口

 此処は青梅街道沿いにある日帰り温泉で、入浴料金は780円(JAF割で680円)とまずますリーズナブル、ハイカーや行楽客に人気がありいつも賑わっている。トロミのあるお湯は芯から温まるが、浴槽は小さめで洗い場も少ないのがヤヤ難点と言える。

 最近は脚の調子が思わしく無かったので今日は足慣らしのつもりだったが、程々の雪山歩きを堪能できて、充分に満足できるハイキングだった。

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