Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№13、北海道、夕張岳(2百名山)

2017年08月04日 | 三百名山回顧

平成24年8月1日~2日

05:24夕張ヒュッテ→ 08:30ガマ岩→ 09:32~55夕張岳→ 13:00夕張ヒュッテ

 

 平成24年の夏は、まだ登っていない北海道の日本3百名山全てを登頂しようと、およそ一箇月間北海道に滞在した。新潟からフェリーで苫小牧港に着き、最初に向かったのが道央の夕張岳だった。

 初日は時間があったので夕張市内の石炭博物館等を見学し、その後夕張岳へ向かう長い林道(現在この林道は去年の水害で通行止めとなって、登山口まで10キロ程歩かねばならないらしい。)を経由して登山口に車を停めた。

 石炭博物館

 登山口から15分程歩くと夕張ヒュッテが在り、そこで初日の夜を過ごした。素泊りのみの山小屋だが、元南極観測隊員だったという管理人さんがとても素朴&親切な人で、南極の話しやシカ肉のお裾分け等してくれた。又同宿した小樽の男性3人パーティの人達も、北海道の山岳情報をいろいろ教えてくれ、とても楽しい夕餉だった。

 夕張ヒュッテ(小樽の3人パーティの人達と)

 翌朝は水場のある冷水コースから登る。登山口から山頂まで1千m余の標高差だが、よく整備されて歩き易い道だった。中間地点にはガマ岩と言う名の大岩が聳えており、程よい目印となっている。稜線はたおやかな湿原地帯で高山植物が咲き乱れ天上の花園みたいな所だった。

 登山道途中にあるガマ岩

 最後の急登を頑張って到着した夕張岳山頂(1668m)からは、十勝連峰や日高山脈が望まれ北海道らしい悠然とした素晴らしい眺めだった。下山は途中から馬の背コースを降り、夕張ヒュッテに立寄るが管理人さんは不在だった。ヒュッテは隣に新たな山小屋を建設中で、来年にはモダンな山小屋が完成するらしい。

 夕張岳山頂

 山頂から登って来た道を見下ろす。

 ガマ岩や山上湿原等変化に富んだ地形の夕張岳は花の名山として知られているが、天気に恵まれて楽しい山歩きができた。「山頂付近は人馴れした熊が居るから気をつけて」と前日ヒュッテの管理人さんに忠告されたけれど、ソコソコの登山者がいたのでそれ程怖くもなかった。

 

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