Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

山形県、月山登山(詳細)

2020年10月13日 | 山歩き

10月9日(金)      天気=曇り

09:30弥陀ヶ原コース八合目登山口→ 09:43登山道分岐→ 10:51仏生池小屋→ 11:15行者返し→ 11:47~12:20月山→ 12:48行者返し→ 13:09~18仏生池小屋→ 14:08登山道分岐→ 14:18弥陀ヶ原コース八合目駐車場

 

 昨日は出羽三山神社の近くに在る休暇村庄内羽黒に泊まった。Go To 割引で宿泊費が随分安くなった上、更に4000円分の地元割引クーポン券やお米5㎏まで頂いた。恐縮を通り越して申し訳ない気分になってくる。

休暇村庄内羽黒

 朝食を済ました後に宿を出発する。途中の道路が通行止めとなっていたが、迂回路を経由してAM9時過ぎに、弥陀ヶ原登山口の駐車場へ着いた。登山者や弥陀ヶ原紅葉見物の観光客などで、駐車場は多くの車が停り賑わっていた。

駐車場の登山口

 登山口を出発すると、すぐに弥陀ヶ原の高層湿原が広がる。湿原の周遊路を10分程進むと、月山への登山道が右に分岐していた。紅葉の始まった緩やかな道をゆっくりと登って行く。この辺りは既に森林限界を突破して、月山の茫洋として山肌に広がる赤や黄色の紅葉が美しい。

弥陀ヶ原の周遊道

弥陀ヶ原の池塘

登山道分岐

紅葉の登山道

 40年前の遠い昔に、私は一人でこの道を歩いている。鳥海山を山仲間と一緒に登った後、彼らと別れ月山へ来たのだ。あの時は元気な盛りだったから楽々と登った記憶があるが、70歳を過ぎた今は同じ道がけっこうしんどく感じる。

弥陀ヶ原と遠くに鳥海山

 登山口から約1時間20分で、小さな池がある仏生池小屋へ着いた。ここが山頂までの道程の中間地点になる。小屋は既に営業しておらずしっかり閉ざされていた。

仏生池小屋

 小屋から二の岳の東側を巻くように登って行く。東側斜面に紅葉に彩られた行者ケ原が美しい眺めだ。緩やかに登って行くと、やがて行者返しの岩場に着く。

仏生池小屋と遠くに庄内平野と日本海

行者ケ原

行者返し手前の登山道

 岩場は名前程に大した事は無く、一気に登ると再び岩畳の緩やかな道になる。前後の登山者と競うように黙々と登って行くと、遠くに月山の山頂が小さく姿を現した。

行者返し

 台風の影響だろうか、山頂に近づくにつれ東側からの風が強まってくる。岩のゴロゴロした道を東側へ巻き気味に登って行くと、山頂に立つ月山神社へ到着した。登山口から山頂まで約2時間20分の道程だった。

遠くに山頂の月山神社が見えてきた。

山頂の月山神社入口

月山神社

 姥沢コースから登って来る人も大勢居て、山頂は押すな押すなの賑わいだ。山頂神社にお参りした後、東風を避けて山頂の西側斜面で休憩するが、それでも標高2千m近い北国の山に吹く風はすこぶる冷たい。

山頂の西側斜面で休憩

山頂から姥沢コースの尾根

 40年目に泊まった懐かしい頂上小屋は営業期間を終えたのか、しっかり閉ざされていた。30分程山頂に滞在し、寒風に追われるように下山を開始する。景色を眺めつつ各駅停車のようにノンビリ降ったので、登りと大して変わらぬ2時間ほどで弥陀ヶ原の登山口へ戻って来た。

懐かしの頂上小屋

行者ケ原と鳥海山

行者返しを降る。

弥陀ヶ原間近の道

弥陀ヶ原周遊道を降る。

登山口の駐車場に着いた。

 今日は天気に恵まれて名峰、月山の紅葉を存分に楽しむ事ができた。40年ぶりの月山だったがあの頃の記憶は殆ど消えて、70歳過ぎた今夫婦で再び登れた事に小さな喜びを感じる。

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