Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

最近のひどい物忘れ、銀行ATMに救われた。

2015年06月17日 | 日記

 6月17日(水)

 中高年になって、物忘れがひどくなったとお嘆きの方も多いのではと思う。まさしく私もその一人で、認知症の前兆ではと冗談抜きで心配になってくる程だ。物忘れも実害が無ければ苦笑して済ませられるのだが、多大な損失が生じるとあれば笑い事では済まされない。最近そんな失敗をやらかした。

 お金を引きおろそうと最寄駅前にある銀行ATMに立寄り、いつもどおりに何気なく幾ばくかの現金を引きおろした・・はずだった。

 ところが翌日外出前に己の財布を確認したら、昨日卸したはずの金が見当たらない。あれからすぐ我が家に戻ったのだから、落としたはずは無い。でも現実に財布の中にあるべき金が無い。・・・

 ・・・とすれば考えられるのはタダ一つ、ATMからカードと通帳だけを回収し、肝心のお金を取るのを忘れてしまったのだ。アァ何という愚かなミス、自分の頭をぶん殴りたくなった。しかし「覆水盆に返らず」の諺どおり、悔やんだところで金が戻るわけで無く、自分の頭を殴ったって益々バカになるだけだ。

 きっと私の後にATMコーナーを使った人間が「世の中にゃバカ奴がいるもんだ。」と「濡れ手で粟」で金を持ち去ってしまっただろう。ボーッとしてお金を引き卸そうとした私が悪いのだ。これも痛い教訓だと自戒を込めて諦めた。

 ところがである。後日再びお金の引きおろしに行き、「ハイお札を財布に収納」と指差し確認し通帳に眼を通したら、先日取り忘れたお金が入金されており、項目には「ATM取忘分」と記入されていた。

 冷静に考えれば当然の事何だろうけど、その時は「アァ何という賢いATM様だ。」と感涙にむせた。普段はIC技術の進歩に懐疑的な私だが、この時ばかりは感謝感激雨あられ。

 お蔭で「ボーッとしてATMを使っちゃいけない。」という教訓は得たし、ブログネタも一つできた。よ~し、お礼にこの銀行へドンドン貯金してやるゾの思いを強くしたが、ささやかな年金とアルバイト代だけの収入じゃご恩に報いる事は当分(というか永久に)できそうもない。

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