9月5日(水)
私の大好きな高倉健さんが久し振りに主演して話題の映画「あなたへ」を昨日観てきました。既に見た方も多いでしょうが、荒筋は富山刑務所の刑務官役の健さんが亡き妻の遺骨を散骨する為、車で長崎まで旅するという内容です。久し振りの建さんは、寄る年波のせいか流石に昔の頑なな男気は薄れ、少しオジイチャンっぽくなった感じでした。映画では優しい人々が次々と建さんを助け、演じられる富山や九州の風景も私には既知の所が多くシーンの中に素直に感情移入でき、とても良い映画でした。一寸辛口批評させてもらえば出演する役者さん達があまりにも豪華キャストなのでリアリティーを損ねた感があります。それに私の旅の体験から「見知らぬ他人があんなに簡単に声を掛けてくるなんて現実にはありえないけどなあ。」と思えました。でも映画だからしょうがないか。車中泊するとこと不器用な雰囲気だけは私と似ているような気もするが、後は容貌・風格・性格・生き様等全て建さんの足元にも及びません。やっぱり建さんはカッコいいなあ。
ところで、北海道の山旅、大千軒岳、渡島駒ケ岳、石狩岳と詳細にブログを更新しました。良かったら見てください。