Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

北ア、白馬岳登山一日目(栂池ロープウェイ自然園駅→白馬乗鞍岳→白馬大池山荘)

2023年08月10日 | 山歩き

8月7日(月)     天気=曇り時々晴れ後雨

 

09:19栂池ロープウェイ自然園駅→ 09:25栂池ビジターセンター→ 10:17~27銀嶺水→ 10:17~27天狗原分岐→ 12:22~24白馬乗鞍岳→ 13:05白馬大池山荘

 

 せっかくの夏休み(毎日日曜日だけど?)なので何処か日本アルプスの山へ行こうと考えて、2年前に登れなかった北アルプスの白馬岳へ行く事にした。コロナ過以降北アルプスの山小屋は殆ど完全予約制なので、1泊目は白馬大池山荘、2泊目は白馬山荘を予約をする事から山旅がスタートした。

 7日早朝にマイカーで我家を出発、長野道の長野インターで高速を降りると、オリンピック道路を白馬村へと車を走らせた。8時半過ぎに栂池スキー場へ到着、第2駐車場(無料)に車を停めると、5分ほど歩いてゴンドラリフト乗り場に着く。

栂池スキー場第2駐車場(無料、ゴンドラ乗り場から歩いて5分の距離)

 此処の登山案内所に登山計画を提出した後、ゴンドラに乗車、20分ほどで終点の栂の森駅に着き、今度は栂池ロープウェイに乗り換え、5分ほどで終点の自然園駅に着いた。文明の利器で一気に標高を上げ、此処から登山のスタートです。

ゴンドラで栂の森駅へ

栂の森でロープウェイに乗り換える

自然園入口のビジターセンターが登山道入口

 今日は曇り勝ちだが、ムシムシ湿度の高い天気、天狗原への急坂を登って行くと、たちまち身体が汗まみれになる。下山の人も多く、中には転倒して骨折した腕を三角巾で固定した人もいた。

 登山口から50分ほどで「銀嶺水」の水場に着く。登山道傍でコンコンと水が湧き出しており、冷たくてとても美味しい清水だった。銀嶺水を過ぎるとだんだん傾斜が緩み、美しい湿原が広がる天狗原に着いた。天狗原から風吹大池へ向かう登山道が右に分岐していた。

銀嶺水の水場

天狗原の湿原

天狗原の風吹大池分岐

 天狗原を過ぎると、白馬乗鞍岳への急登になる。岩のゴロゴロした急登は歩き難く疲れる道で、下山者とのすれ違いにも気を遣う。残雪の道を通過すると、ようやく傾斜が緩み、やがて平坦な白馬乗鞍岳(2456m)の山頂に着いた。

岩のゴロゴロした白馬乗鞍岳への道

残雪の上を通過

白馬乗鞍岳山頂

 山頂から岩のゴロゴロした緩やかな道を降って行くと、霧の彼方に白馬大池と湖畔に建つ大池山荘が見えた。やがて池沿いの道になり、午後1時過ぎに白馬大池山荘に到着した。

霧の彼方に白馬大池と大池山荘が見えた

白馬大池山荘

 今宵の大池山荘は満室で室内は何処のかしこも人だらけ、マスクしている人は殆ど居らず、コロナの予防対策などあって無いようなものだ。感染したら自己責任で諦めるしかない。

山荘の客室(今日は満室で、4畳に5人の寝床だった)

 夕食までの午後は、食堂で本を読んだりして過ごす。午後3時頃から突然強い雨が降り出した。バケツをひっくり返したような雨は一向に止まず、大池の水が溢れ出すんじゃないかと心配するほどだった。

 午後5時からの夕食を終えるとする事も無いので、蚕棚のように狭い部屋で眠りに着く。久しぶりの山小屋の夜は、何だか息苦しくて中々寝付かれなかった。深夜トイレのついでに外を眺めると、満天の星空だったので少しホッとした。

コメント
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