Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

北ア、白馬岳大雪渓ハイキング(詳細)

2021年07月29日 | 山歩き

7月26日(月)      天気=晴れ時々曇り

05:30猿倉登山口駐車場→ 06:39~50白馬尻小屋跡地→ 07:05~15大雪渓末端部→ 08:39~09:03大雪渓最上部→ 09:20~09:40標高2200m地点→ 10:00大雪渓最上部→ 10:48~11:15大雪渓末端部→ 11:30白馬尻小屋跡地→ 12:28猿倉登山口駐車場

 

 白馬岳へ至る「白馬大雪渓コース」は、日本離れした雄大な景観で人気の高い登山道です。妻がまだ此処を歩いていなかったので、大雪渓から白馬岳を登る事にした。

 昨夜車中泊した道の駅白馬は朝方霧に覆われていたが、標高1230ⅿの猿倉登山口駐車場に着くと青空が広がり、どっしりと聳える白馬岳が前方に大きく見えた。

猿倉登山口第1駐車場

 駐車場を出発し、林道を10分ほど進むと、白馬鑓温泉小屋へ向かう道が左に分岐しているが、小屋が休業中なので登山道は閉鎖されていた。1時間足らずの歩きで林道終点に着き、そこから登山道が始まる。

白馬鑓温泉小屋コース登山口

林道から眺める白馬岳

林道終点

 しばらく登ると白ペンキで「ようこそ大雪渓へ」と書かれた岩があり、その上が白馬尻小屋(小屋は休業中で建物は解体されている)で、大雪渓の末端部が望まれた。

「ようこそ大雪渓へ」と書かれた岩

白馬尻から大雪渓末端部

 白馬尻から15分ほどで、大雪渓の末端部に着いた。ここから雄大な大雪渓の道が始まる。チェーンアイゼンを靴に装着し、雪の道をヒタヒタと登って行く。雪渓を吹き渡る風は天然のクーラーで、身震いする程の涼しい。

大雪渓末端部でアイゼン装着

雪渓末端部から白馬大雪渓

 大雪渓に続く道は氷河の中にいるようで快適だが、時折周囲の山から落石が発生するので気を抜く事はできない。途中1回の休憩を挟んで1時間20分ほどで大雪渓最上部に着いた。ここで雪道と別れ急な登山道を登って行く。

大雪渓の登り

同 上

大雪渓最上部

最上部から大雪渓を見下ろす

最上部から雪渓沿いの登山道が始まる

 しばらく登ると妻が「足が攣りそうな感じがする」と言った。荷物を軽くして少し歩いてみたが調子は戻らないようだ。この先白馬山荘までかなりの距離があるし、無理して脚が動かなくなっても困るので、安全を期して引き返す事にした。

雪渓最上部から杓子岳方面

 下山する分には妻の脚に支障は無く、登って来た道を約3時間かけてお昼過ぎに猿倉登山口の駐車場へ戻って来た。取りあえず無事に登山を終える事ができたのでホッとした。

大雪渓の降り

 このまま猛暑の我家へ戻るのは癪だったので、乗鞍高原休暇村へ電話してみたら宿泊OKだったので乗鞍高原へ車を走らせた。宿の源泉風呂に浸かって山の疲れを癒した。今回は妻の体調不良で白馬岳の山頂は踏めなかったが、雄大な白馬大雪渓歩きができたのでそれなりの満足感がありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする