10月10日(木)
最近は毎年のように日本人が受賞するので、ノーベル賞発表の時期になるとテレビや新聞などのマスコミが大騒ぎする。そして今年も旭化成の吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞して、新聞の一面を大きく飾っていた。
そんなめでたい新聞の地方欄を見ると、私が一昨日目撃した交通事故の事が小さく報じられていた。記事によればその事故は、26歳の男性がオートバイを運転中に道路脇の街路樹と衝突し、死亡したという単独事故であった。
現場は片側一車線の緩やかなカーブを描く運転しやすい道で、当時は天気が悪かった訳でも無いのに、若者はどうして運転を誤ったのだろうかと不思議に思える。何か考え事でもして心此処に在らずだったのだろうか。
私がノホホンとジョギングをやってる頃、その若者は予期せぬ事故で突然あの世へ旅立ってしまったのだ。さぞや無念であっただろうと察するものがある。そんな他人様の不幸を2度に渡ってブログに載せる自分の浅ましさを恥じ入る気持ちもあるが、身も知らぬ青年のご冥福を祈る事でお許し願えればと思う。