Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

津波警報が出る最中、海岸沿いの国道を走る何台もの車

2016年11月22日 | 日記

 11月22日(火)

 今日も平穏な一日が始まると、ベッドから起き上がった瞬間強い揺れに襲われた。久々にかなり大きな地震だ。震度3を超えるような揺れだと、我家のマンションは鉄筋が「ギー、ギー」と不気味な音を発し、これが収まるまで何とも嫌な時間なのだ。

 テレビを付けると震源地は福島第一原発が近くにある福島県沖で、マグニチュード7.4の強い地震があったようだ。福島県いわき港では、津波の影響であろう引き潮、寄せ潮の早い潮流がテレビ画面に映し出されていた。それにしても津波警報が発せられてから実際に押し寄せるまでの間が実に嫌らしい。子供の頃観た怪獣映画で、ゴジラが登場する際の「ズン、ズン、ズン、ズン・・・」という不気味な効果音を思い出す。

 「災害は忘れた頃にやってくる。」という諺があるけれど、このところの自然災害の多さに「災害は忘れる前にやってくる。」と言い換えた方がよさそうだ。地震被害の無い事を願うばかりで、我が家も取りあえず備蓄用飲料水を新しい水と交換した。

 テレビ画面を見ていて気になったのだが、津波警報が出ている最中の福島海岸沿いの国道6号を何台もの車が行き交っている。多くは通勤途上の車なんだろうけど、5年前の記憶が冷めやらぬのにどうして職場へ急がねばならぬのかちょっと理解に苦しむ。

 こんな時、小心者の私だったら真っ先に高台へ逃げ出す。良く言えば仕事熱心かも知れぬが、あまりの危機意識の無さに他人事ながら苛立ちさへ覚える。最悪の事態になれば悲しむのは貴方の愛する家族や親しき友人なんだから、「まずは、自分の命を護る事が第一でしょ。」と強く言いたい。

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