え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

貞子vs伽椰子

2016年07月09日 | ホラー
2016年 日本(KADOKAWA) 99分 ホラー
監督・脚本/白石晃士
主題歌/聖飢魔II『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』
出演/山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、甲本雅裕
    安藤政信、菊地麻衣、七海エリー、遠藤留奈

(100点!!) あー、もー、100点、100点!カドカワ40周年オメデトウ!!100点、100点!!

Jホラーの2大キャラ「リング」の貞子と「呪怨」の伽椰子が夢の対決を果たす企画ものホラー。
今さら発見された呪いのビデオを見てしまった女子大生が貞子マニアの教授の助けを借りるが、結局あーなっちゃって、それと同時に呪いの館では密かに惨劇が起こり隣の家に引っ越してきた女子高生がこーなりそーになっていた。
いろいろあって異端の霊媒師安藤政信は二つの怨霊をぶっつけて、どーにかなっちゃえと計画。
そんでもって最終的に山本美月と玉城ティナが、ワー!キャー!!


貞子パートや伽椰子パートはそれなりに怖いけど、二ついっぺんに出てくると、もう大爆笑。
しかし・・・あんな終わり方あるかーっ!!いや、あんな終わり方しかないんだろうけど。
上映終了後の客席のザワザワ感がたまらない。
もともと無茶な企画ものホラーなので仕方ないが、つじつまが合ってなかったり、展開の雑さは否めない。
機械音痴のはずの友人が簡単に画像をネットにアップしたり、女子高生が一人で真夜中に呪いの家に入っちゃうのはどうかと思う。
また、甲本雅裕演ずる貞子に恋い焦がれる大学教授がちょっと面白そうだったのに志半ばであーなっちゃって、せっかくならもう少し活躍して伽椰子の恐怖にもエクスタシーを感じつつ、待望の貞子と出会い、伽椰子と取り合いになり八つ裂きにされて昇天!!なんつう展開も観たかったような・・・。
でも、まー、ラストのワーキャーワーキャー騒ぎでもうどうでもいっかー。
しかもエンディングでデーモン小暮閣下にろうろうと歌われた日にゃあ、もう100点!100点!!
こんなもんがカドカワの40周年記念作品って!
嗚呼もう100点!100点!!おめでとうおめでとう100点!100点!!


(2016年7月8日109シネマスクリーン1にてポイント鑑賞)
  高校生男子グループや女子大生OLらしき客で平日夜7時の回は7割の入り。


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