え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

ル・バル

2015年01月06日 | ドラマ
1984年 イタリア/フランス/アルジェリア 112分 ドラマ/音楽
監督/エットレ・スコーラ
出演/ジュヌヴィエーヴ・レイ=パンシュナ、レジ・ブーケ
    マルティーヌ・ショーヴァン、エティエンヌ・ギシャール

(90点) ダンスホールを舞台にノンセリフで描き切った洒落た群像喜劇

踊りながら、ダンスホールで男と女が出会う。
踊りながら、それぞれの時代をそれぞれの恋と青春を過ごす。
戦争や苦しい時代を過ごしながら、ダンスホールで生まれる人生模様。
ル・バル、踊りながら、セリフなしでほぼダンスシーンだけで数十年の人間模様を描いたベルリン映画祭銀熊賞受賞の名作。


その当時、名古屋でゴールド劇場とシルバー劇場の隣り合わせた2館での上映作だけでミニシアター系列のアート映画の主要名作がほぼ観れた。
二本立て上映で映画館を信じてほぼ映画情報を入れずに観に行ってたりしてた。
この映画はダンスホールで10数人の男女が踊っているだけで約二時間楽しませてくれてビックリした。
もとは舞台劇のようで、そのオリジナル役者が出演しているらしい。
踊っているだけで表現するそれぞれのキャラが楽しいのだが、途中から戦争批判の物語に突入し、ちょっと説教臭く感じた。
メインテーマの「待ちましょう」のメロディーが最高。


(1985年頃ゴールドかシルバー劇場で有料鑑賞)
 当時上映 たぶん「セブン・ビューティーズ」こっちがメインで観に行ったような・・・。

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