え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

止められるか、俺たちを

2019年05月06日 | ドラマ
2018年 日本(スコーレ) 119分 ドラマ/青春/伝記
監督/白石和彌
出演/門脇麦、井浦新、山本浩司、岡部尚、大西信満
   タモト清嵐、毎熊克哉、満島真之介、高岡蒼佑
   奥田瑛二

(70点) 70年代伝説のピンク映画監督若松孝二とその仲間たち

反体制的で刺激的な作風でピンク映画のヒーローとして一時代を築いた若松孝二。
彼のもとに集まりピンク映画製作に青春をかけた若者たちの記録を弟子筋である今一番勢いのある白石和彌監督が門脇麦演ずる女性助監督の目を通して描いた青春グラフティ。


たまたまだが「麻雀放浪記2020」を観た後に立て続けて同監督の前作のコレを観た。
若松孝二監督はピンク映画で一時代を築いた伝説の監督として知識として知ってはいるが代表作であるピンク映画をリアルタイムでは観てないどころか未だほぼ観てない。「水のないプール」「われに撃つ用意あり」「エロティックな関係」ぐらいしか観てないかも。名古屋のミニシアター、シネマスコーレのオーナーなのでスコーレの会員として忘年会に参加してとなりで飲んで少し話をしたことはあった。
その程度の知識で観るには楽しめる映画ではなかったが、井浦新演じる若松監督の威厳と華と安っぽさが魅力的だった。
門脇麦も多分凄い。結局のところそんなに好きな映画ではないが、なんか引っかかる。
この時代を生きた人、学生運動した人、若松監督作にハマった人が観たら感情が揺さぶられるのかも。


(2019年5月レンタル鑑賞)


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