ザ・ファブル 殺さない殺し屋

2021年／日本(松竹)／131分／アクション
監督／江口カン
出演／岡田准一、木村文乃、堤真一、平手友梨奈
(79点)　完成度は下がっているが前作よりも面白くなってたかも。

最強の殺し屋ファブルこと岡田准一はただいま休業中。
しかしサイコパスな慈善家堤真一の活躍によって隠密に動かざるを得ない。
佐藤次郎や山本美月の預かり知らぬところでバイオレンスは巻き起こる。
悪徳集団の中心で悪に積極的に加担しているようにみえる、なのに清純扱いのヒロイン平手友梨奈の運命や如何に!

岡田准一のアクションを売りとした小粒の商業映画として十分楽しめた。
いろいろ突っ込みどころもあるが、そこもまたこの手の映画の魅力か、レンタルとかで気軽に観る映画としては丁度いい映画。
ところで、まだアイドルとして認知されている平手友梨奈が結構エッチな表現があったりして驚いたが、しかしーそれより、同年公開の「さんかく窓の外側は夜」もそうだったが、平気で悪どいことしておいて清純扱いって、どういう立ち位置?って思ってしまう。アイドルデビュー当時の可愛さも戻りつつある気がするので個性派に振り切らない感じで活躍してくれると嬉しいのだが。

2022年1月9日ＴＳＵＴＡＹＡ新作5本1100円にてレンタル鑑賞