え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-

2012年01月22日 | ドラマ
2011年 日本(東映) 140分 戦争/ドラマ/実話
監督/成島出
出演/役所広司、玉木宏、柄本明、柳葉敏郎、阿部寛、吉田栄作、
    原田美枝子、瀬戸朝香、田中麗奈、伊武雅刀、香川照之

(68点) 役所広司の食事シーンしか印象に残らない大作風味の戦争ドラマ

アメリカとの戦争に反対しながらもハワイマレー沖開戦の指揮を取ることになった軍人・山本五十六。
世界情勢と日本の立ち居地を分かりながらも時代に飲み込まれながら、なんとか日本の生き残りを考えるが、それとは裏腹に英雄として持ち上げられ世界大戦の泥沼へと陥って行く。
そして山本五十六こと役所広司は水饅頭を食べ、魚を食べ、将棋をするのだった。
そんな役所広司をみつめる新人新聞記者の玉木宏。


「男たちの大和」の東映が贈る超大作!という宣伝文句に乗っかって観に行ったのだが、予算が二桁足りない印象。
次々に出てくる男優陣はなかなか豪勢だったし、戦闘シーンもそれなりに迫力はあった。
ただ爆発シーンが特撮ヒーローもののCGエフェクトレベルなのが残念。
そう言えば敵が出てこない。
敵機らしい飛行機が爆撃してくるだけで、あとはニュースフィルムで戦争を説明。
なんだか飯ばっかり食べてる役所広司を観ているだけの戦争映画だった。
いろいろ知らない事実を教えてはくれたがこれが日本の超大作映画かと思うと寂しい。


(2012年1月中川コロナにて割引券使用1,000円で鑑賞)

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