離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

離婚という枠

2017-09-01 00:00:01 | 日記
離婚を経験すると、

どうしても、結婚しているかいないかという点

そして、離婚経験の有無という点

そういうことにとらわれてしまします。

街を歩けば、見ず知らずの人の指輪が気になり、

職場では、若い人の新婚の話や、結婚式という話題には

目をそむけたくなる。

離婚したことを知らない人からは、

奥様はどうしているか?とか

転勤すれば、一緒に行くのかという話題まで聞かれます。

普通は何気ないことですが、どうしても苦しくなります。

いちいち、説明するのも面倒です。

独身か既婚かの枠で話題は進み、

ある程度の年齢なら、結婚すればよいのにとかまで言われます。

私も当時、経験があるのですが、

離婚という事実を説明するのが面倒なので、

独身だと言うと、じゃあ、お金あるねとか、遊びたい放題だとか、

まるで未婚のように言われます。

相手はそう思い込んでいます。

ほんとうに、この枠から逃れるのは難しい。

私もいろいろ苦しみ、悩み、なんとも言えない周囲からの言葉や、枠に苦しんできたのですが、

ここから逃れるには、自分自身がその枠の外に出るしかありません。

既婚か未婚か、離婚経験があるかないか、

サラリーマンか、自営か、・・・

とにかく、世の中で当たり前のように考えられている枠の外に出る以外に

方法がありません。

その枠、箱の中にいる限りは、その箱の中のルールで生きるしかありません。

箱の外に出るしかありません。

それがいつもお伝えする、自分自身の軸であり、方向であり、思想です。

そしてその箱、枠から出るということは、その箱の中で生きている人たちとの別離も意味します。

以前、ブログでも書いていますが、

離婚前後で、周囲の人間関係は大きく変化し、離婚前、つまり学生時代の友人や職場の人たちとは

全く関係性がありません。

その一方で、枠の外、箱の外で生きている人たちと知り合い、友人となりました。

そして、箱はひとつではありません。

いろいろな箱があるはずです。

あなたは、今自分がいる箱、つまりこれまで生きてきた箱から出たいなら

簡単に出ることができます。

意識したらできます。

でも箱は強力な拘束力があるので、覚悟と努力がいります。

はじめのうちは、少し違和感もあるでしょう。

それでも、私は箱の外に出ました。

ときたま、箱の中に引き戻されそうになることもありますが、

箱の外で生きることを選びました。

そこにも、同じ価値観をもつ人たちがたくさんいて、

活き活きと生きている方がいます。

あなたがどうするかは、あなた次第です。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ガミ。。)
2017-09-01 12:52:50
以前の人間関係は、ほとんど断ち切りました。
同じ場所に留まることは楽ではあるでしょうが、昔の関係性に縛られるのは堪ったもんじゃないです。

もうすぐ二年。
何かの拍子に昔を思い出し、「あぁ 又か」と落ち込む事が度々です。
なるべく前を向いて、後悔しないよう心掛けていても、どうしようもない時がまだまだあります。


物心つく前からの、全てが今に繋がっている訳で、それを考えると、「これが一生か、一生がこれか・・」どこかで読んだ一文ですが、こんな思いに囚われます。
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Unknown (Unknown)
2017-09-01 19:47:20
色んな事に負けそうな時があって、どうしたって言い訳できない時があって、いたたまれなくなります。

それでも、どっかで、ヤワな期待とかじゃなくて、覚悟に近いものを抱えて生きていくしかない、のかなぁ、きっと。

疲れます。たまには、自分のことを褒めてやらないと、持ちません。

負けたくないし、悔しいし。
でもじっと堪えるしか出来ない時が、もどかしい。
返信する

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