離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

人それぞれの選択

2021-04-15 15:59:34 | 日記
私たちが、今、目にしている日本や世界の状況は、

本質的なことを考えさせられる。

先日、WEBの記事で、

若者から貴重な人生の機会を奪うなという論説があった。

卒業旅行や、卒業式、入学式など、人生で大切な節目を

自粛、自粛で奪ってよいのかということであった。

それも一意見だろう。もちろん賛否はある。

これは先日も書いた高齢者の人生の貴重な時間をどう考えるべきかという点と

同じだ。

一方で医療に関わる方は、リスクと不安のなかで休む時間もない。

医療者に感謝をという世間と、

自分の用事や気持ちは後回しにできずに、

街がにぎわう世間。

電車やバスは相変わらず満員である。

私の実感ではむしろ、増加しているように感じる。

あたたかい休日ともなれば、街も公園も施設も大勢でにぎわう。

帰宅途中の都内の駅では、学生もサラリーマンも立ち飲みである。

役人たちの集会や、宴会ネタも次々出てくる。

どれが良い悪いということは誰も言えない。判断することでもない。

自分以外の人間の人生に責任がもてないことを理解していたら、

政治家でも親戚でも、家族ですら、批判などできない。

ましてそれを抑制するなんてできるはずがない。

みんな自分の考え、想いで行動している。

周囲や他人に迷惑をかけるから、自分の行動を律することができるのもすばらしいし、

自分中心に生きていくことも、これもまたその人次第だと思うのです。

いつも言うように、自分の人生は自分のものである。

ただ、自分本位によって、他人の人生を侵害するなら、これまた考える余地があるだろう。

他人に迷惑をかければ、結果として責任は自分が受けるしかない、それが前提のうえでのこと。

この日本のようなある程度、世間の目を気にする人たちでさえ、

もう自分の価値観で行動していることは明らかだ。

日本だけでなくて、世界でそうなのだ。

ヨーロッパ諸国は、日本より厳しいロックダウンをしながらも、

これを数回も繰り返している。

本来の人とは多面性があり、枠にはまるものではない。

それをルールだとか慣習だとか、資本主義というもので

仮に押さえつけているにすぎず、個人個人が自分の価値観で行動するとこうなる。

平和なら従うほうが楽かもしれないから、我慢している人たちも、

自分に害が及んだり、過剰な我慢を強いられると、無視しだす。

結婚や離婚はもちろんのこと、恋愛でも同じで、

付き合ってほしいと申し出た側が、今度は、別れてほしいと言うこともある。

本来、不合理にも感じるが、勝手だと言いたくもなるが、それが人だということ。

生涯を一緒にすると誓っても、不倫する人たちがいる。

倫理的にどうであれ、悲しむ人がいるのがわかっていても、人は行動する。

離婚した相手に対して、世の中の法律や制度に対して、周囲に対して、

納得できないことは多いはずだが、

この今の世の中を見ていて思うのは、要するに人というものはそういうもので、

世の中のルールというのは、その程度のものだということだ。

規律や法律がないと、どうにも制御できないから、そういうものがあるわけである。

法律も、世の中のルールも正義ではないし、万人が従うようなものでもないし、

状況が変われば簡単に変更されるということ。

そんなことを考えていくと、やはり普遍的なことは

生きるという本質だ。

人生の本質を考えざるを得なくなる。

ここにルール変更はない。何をしても最後は全員同じゴールである。

だからこそ、どう生きた、生き抜いたのか、何を考えてきたのか、

何をしてきたのか、それしか残らない。

以前にも書いたが、調停や裁判で、他人は騙せても、自分の人生は騙せない。

自分自身を一時的には騙せても、誤魔化せても、

ほんとうの意味での、日本人がお天道様が見ていると言うところの「おてんとうさま」は、

自分の心の中にいて、ぜんぶ見られている。

最後まで自分を誤魔化すことはできないのではないだろうか、そう思っている。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (都所)
2021-04-16 08:27:47
仕事、辞めようかと考えています。

疲れました。

鬱の症状は寛解しているので辞めてもすることが無く、苦しむことは分かっているのですが。。。
Unknown (フナッペ)
2021-04-16 09:08:44
僕も今就労支援の企業で働いていますが、なかなか一般の就労が出来ずに悩んでいます。
早く普通の仕事をして、別れた子供達へ養育費を払えるようになりたいです。

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