離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

この差はなんだろう

2018-04-23 00:00:01 | 日記
昨日の朝の番組で

広島カープの赤松選手のドキュメンタリーがあり

思わず見入っていました。

私は今では特に野球を観ることはないですが、

偶然にも目に留まった番組です。

リーグ優勝にも貢献した俊足の選手ですが、

2年前に胃がんステージ3が見つかり、半分を摘出し、

現在は2軍で1軍復帰を目指してがんばっているとのこと。

胃がんのステージ3では5年生存率は50%という大変な病気です。

まだ35歳です。

きれいごとではない、番組では描かれない

それは大変な時間を過ごしてきたのだと思います。

それでも彼の笑顔やがんばりは、勇気となります。

抗がん治療では、そもそも生活するのも大変なほどなのに、

プロ選手として復活するためのトレーニングをしているわけです。

それをフォローしている広島カープもプロ選手として前例がないとも言っています。

彼が言っていました。

「苦しいけれども、苦しいことは生きていること。

死んだら苦しめない。」

「第2の人生、やれる身体があるのだから、やる」

「野球しかできないし、好きだからする。」

なんとも心に響く言葉です。

いつも言うことですが

離婚での離別はほんとうに苦しい。

私自身も未だに会えない子供への想いはゼロにはなりませんし、

どうして。。。。と自分の人生を想うこともたくさんあります。

それでも、それと引き換えに、いろいろなことを学び、

そして今も生きている。10年以上たって、

今は、幸せなことの方が多いと思えるようになった。

少なくとも自分のやりたいことができる可能性が残っている人生。

ないことを探せば、離婚しなかった人生や離婚しなかった他人と比較すれば、

こうであったら・・・と思うこともたくさんありますが、

配られたカードで勝負し、〇〇であったら・・・という人生などはなく、

あるのは、今の人生が自分の人生だと認めることを学びました。

以前も書いたのですが、

世界的な100マイルトレイルランニングレース(山岳レース)で走っていた70歳近い選手が言ってました。

「死んだらゆっくり休めばいい、生きているんだから、今は休んでいる時間なんてない。」

どう生きていくのか、それは個人の選択でしかありませんし、

あなたにこれ以上がんばれという資格も必要もありません。

あなたは十分に耐えているし、それだけで十分なんです。

そのこと自体がすごいことで、がんばっていること。

ただその苦しみと、がんばりの中で、何をつかみ、学び、

歩むのかということはとても大切です。

今日もあなたの歩みを応援しています。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする