風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

武雄温泉まちなか陶芸祭その2

2009年05月19日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

武雄温泉の旅館・ホテルで6月一杯開催中の「まちなか陶芸祭」

今回は私が個人的に気になる小田志、規窯井上浩一さんの作品を見に行くのだ。

さん付けで持ち上げてはいるが、彼は不幸にも私の高校の2級後輩なんである。今は偉い作家の先生なんであるが、会えば先輩面して「おい元気かぁなんて気安く云える。

門だけは立派な高校だったけど、先輩後輩の区別は厳しかった。そんな校風が今どき実にいいではないか。

たしか福大の文系に進学したと思ってたら、いつの間にか陶芸家になっていた後輩は、なかなかいい仕事してるではないか・・・・。

武雄古唐津系の焼き物を志向とているとは聞いていたが、唐津焼の源流とも言うべき、李朝陶磁器の美しさに魅入られ、今こそ名声を博して一流の作家として認められているものの、初めは嫌々親父さんの工房を継いだらしいんである。

武雄古唐津系作家の、今は若手の第一人者だとか・・・・。といっても私より2つ下だからもう立派なおじさんの筈だが・・・・。 熟練とはまさに、かくも月日を要するものなのか・・・。

デザインとは機能美でなくてはならない。と勝手に思っている私なんであるが、陶器はまったくの素人。良し悪しの判断は直感のみ。

緻密な文様の中に彼がどれだけこの世界に打ち込んできたかが、塗り込められている。

何かと苦労した彼も、今は武雄古唐津焼協同組合理事長の要職にあり、何かにつけてまとまりにくいという、変な風土の武雄の業界を巧くまとめているらしいんである。頑張れ後輩 いや失礼、井上浩一先生

 田舎信用金庫共々、応援してますからね・・・・・。

彼の作品展示は蛍まつりで人気のニューハートピアで、6月一杯まで行われています。どうぞ一度間近でご鑑賞下さいませませ。

 ニューハートピアさん 0954-23-4477

 


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2 コメント

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世間は狭い (山閑人ママ)
2009-05-20 23:03:03
いやあそうだったんですか。先輩後輩。実は私も知らない方ではないんです。主人がお父様と知り合いでした。いい焼き物を作っていらっしゃいました。その昔、あははですが私達が一緒になった時に結婚の引き出物をお父様に作って頂いたのですよね。李朝の渋い掻き落としの高台の高い菓子鉢でした。
主人とお父様とは気の合う陶芸仲間でした。いい焼き物を息子さんも引き継いで作っていらっしゃいますよね。
お人柄も大好きです。
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ママさん (風竿)
2009-05-21 09:17:17
渋々継いだそうですけど・・・って完成度の高い作品を鑑賞すると、彼のこれまでの葛藤の連鎖が思い浮かびます。やはり人はどこかで繋がっているのでしょうね。
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