昨夜はある男のことを想い、まんじりとも出来なかった。
たまに、ついうとうとまどろむと、その男の夢を見る始末
彼は、今ガンというやっかいな病と闘っているのだ。
気のいい奴だから多くの友人が、まるで自分のことのように心配している。心を傷めている。
ガンが判って以来、1年と10ヶ月必死に、そして前向きに、プラス思考で頑張ってきた彼だったが、今、ガンが再び彼の体内で暴れまわっている。
今とても危険な状態が迫ってきているというのだ。
神や仏はやっぱりいないのだと思う。
イエスもブッダも、マントラもコーランも嘘っぱちだ。
典型みたいなおとこで、明るく
周りを逆に励まし頑張ってくれています。
しかし・・・です。厳しい現実と
私たちは向き合わねばならないステージ
を迎えることになりました。
自分の無力さをとことん思わされました。
昨日の夜は私の心がとても痛いという
初めての経験の夜。一睡もできないような、
しても彼が私の夢の中に出てくるという
そんな長い夜でした。
初めての経験でした。
病院に今日会いに行きましたが、
落ち込む私を励ます彼がいました。
自分の置かれた命の環境を知っていながら
どうして、あのようにポジティブで
明るく振舞っていれるのか。
凄い男です。彼と友達で私は最高に
幸せです。
奇跡よ彼の元に降臨せよ・・・。
どうか、お元気になられますようにと、心からお祈りしています。
「あのおなかの底から出るしっかりした声は、きっと元気になれる」そんな予感がします。