最近は人の名前を覚えられない。お会いしたお方の顔を思い出せないんであるが、幼い頃の記憶は線香花火のごとく強烈なんである。
カブトムシなんぞは、早朝、蟻尾山まで登ればいくらでも居たし
まあ今もカブトムシにとち狂ってはいますけどね・・・。
四人のカブトムシなんですけれど・・・・。
そのカブトムシの音楽会が10日土曜日、武雄市は宮野町の夢本陣のステージでございまして、僕らのおやじバンドもめでたくも出演するのであります。
温泉deビートルズ音楽祭のプレイベントなのです。
夕方6時からということですので、是非遊びにお出で下さいませ。
それにしても今年の夏の暑さは老骨にはこたえます。
毎晩エアコンなしでは寝れない体になってしまいました。
こんな時いつも思うのは・・・・・・
エアコンも無かった幼い頃のこと。
暑いって思った記憶がないんです。
家はどこも開けっぱなし。
家の中を涼しいトウヤ風が心地よく通っていました。
そんな中で夜は蚊帳の中で涼しくやすんでおりました。
昼は麦藁帽子を被り、近くの川で水泳をして、帰り道は甘いイチゴ蜜のいっぱいかかった、かき氷を食べるのでした。
PTA主催のソフトボール大会があって、よく練習をしたものでしたが、私は4年生からレギュラーを任されておりました。
ちっちゃなでしたが、結構強かったのでしたが、いいところで新町チームに惜敗していた苦い思いでもあります。
隣の家には兄貴分、姉貴分の従兄弟たちがいてくれて、よく可愛がってくれたものでした。
夏の夜に線香花火をしたのを覚えています。
今思えば、私も弟も助けられていたのでした。
母が寝付くまで団扇で扇いでくれていた淡い思い出も、大切な記憶なのですが、
夏休みと言う言葉に触れるとき、今でも胸がなんとなく熱くなるのはどうしてなんでしょうね。
息子達も5時起きで家を飛び出し、最大にお腹が空いたのか10時前にやっと帰ってきていました。あきもせずにソフトの試合が終わっても夏の最後の最後迄。その分幼稚園生から六年生まで縦の繋がりがありました。
我が家は今年の夏は冷房無の生活ですよ。
暑がりの小3の孫娘も涼しく過ごす為の知恵も考える様に成りました。冷房に慣れた体は涼風を感じることは出来無い様に感じた時から遠のけています。
でも・・・・、ラストスパートの宿題をする時は欲しいかも。
うらやましい限り。
でも元々はエアコンなしで生活していたのですから、それを考えると、確実に軟弱化しているのですね。
でもエアコンは必需品となりました。