風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

風景

2014年01月15日 23時59分47秒 | 風竿日記

佐世保まで46キロ、片道1時間のマイカー通勤の道すがら

いつしか季節が変わり往くのを実感しながら走る。

少しづつ、私達に悟られないように気をつけながら

季節は確実に廻っている。

それは・・・・私たちがいつしか歳をとっているのに似ている。

時はけして立ち止まらないものではあるが、

気付いたら周りの景色が変わっていたなんてよくある話。

例えば、道端に舞い落ちた一枚の枯葉にも人生があったのだ。

路傍の誰も見向きもしない雨に濡れた枯葉にも、青々と新緑に光り輝いた時があったのである。

帰りは佐世保中央インターから大塔を抜けるまで、いつも渋滞に巻き込まれることから家にたどり着くまで、約1時間半。

通勤はきついのだが、それでも佐世保に行くのは楽しい。

若い職員さんが輝きだしたからだ。

今日も一緒に勉強会をやった。

特にたいしたことも教えられないものの、彼らとの本音のやりとりは実に楽しい。

一貫して戦略的なものの見方、考え方を教え込んでいるのだが、素直な反応が実に嬉しいのである。

だから・・・・いつも本気で、本音で彼らに訴える。

どんなに苦しかったことも、ありのままに話す。

ノウハウとは命がけで本気で取り組まないと与えられないもの。

その本気印を引き出そうとやってきたのが私。

1年3ヶ月、少しは土に水が沁み込んでくれたろうか・・・・。

今は不毛の大地でも、やがてここがオアシスになるのだ。

それを信じて今日も通勤の風景をみつめる。

  

季節は少しづつではあるが、着実に巡っている。

そして周りの風景も、少しづつ変わっているのだ。

若い職員さんたちを見ているとそう思える。

私の風景である。