風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

物言わぬ悪戯天使

2012年11月05日 22時00分00秒 | 風竿日記

今朝も動物病院へ

人間ならばこりゃ風邪ひきだと思えるような呼吸の繰り返し。

土曜日よりかは随分ラクにはなったものの、まだまだぜーぜーって状態だから

気の弱い飼い主である私は、気が気ではないんである。

 

この感覚・・・・ああそうだ30年ほど前のあの気持ちなんである。

子供が夜中に発熱した時の、あの代わってあげたい気持ち。

物を言わないだけに、余計に愛おしさがつのるんである。

       

レオンは、肺に水が溜まって呼吸を妨げている結果、心臓にも負担がかかっているというのだ。呼吸不全でパタリと倒れこみ、手足を痙攣させていたのだから、本当に泣きたい思いであったのが、土曜日のこと・・・・。

 レオンの心臓もこんなレントゲン写真でありました。

7日からの出張は病院へ入院させることで何とかクリア出来そうだが、外泊させるとストレスが酷いので、心配でたまらない。

でも仕事でもあるし、ワガママは許されないし。

この手の病気で心臓が持てずに、発作を起こして、そのままというケースは結構多いんです。

なんて両方のドクターから言われている私は、嵐の海に漂う木の葉のような心境なんである。

今日も佐世保で呑み会の後ホテルに泊まる予定だったのだが、こんな状態なので、ノンアルコールビールでお付き合いして、帰って来たんである。

元の元気でヤンチャなレオンに早く戻って貰いたいと神仏に祈っている。

 たかが犬コロではないかと思われる人もあろうが、10年来一緒に暮らしてきた立派な家族なんである。

7日朝、再度レントゲン検査なんだと・・・・。

今のところ呼吸は少し正常に戻りつつあるのだけれど、油断は出来ないと思っている。

朝夕の食事の時に薬を入れて食べさせているのだけれど、しばらくは投薬治療も続けねばならんのだと思う。

熱のある子供をおぶって街中の病院へ駆け込んだ、あの頃が甦っている私である。

健康なときには一向に気付かなかったわが愛犬レオンへの愛情に、我ながら驚いている。

それは我が子に降り注いだ愛情とまったく同質のものなんである。