ホイットニーが死んでしもた。
床の間にいつも飾っておきたい位の歌姫が・・・・。
俺よりも一回りも下のはずなのに・・・・。
彼女の唄には、いつもその時その時ごとの、とびきりのストーリーがあった。
それは物語を、時には穏やかに、静かに語りかけ
時には激しく発露し、私たちの魂を、その魅惑の世界に連れて行ってくれた。
単に歌が上手い歌手はこの世に山ほど居るけれど、
こんなディーヴァは世界中にそうは居ないんである。
歌唱力とは説得力
そんな彼女の突然の死を前に、感傷に浸りながら、今夜は彼女のことだけを考えて、只々ご冥福を祈りたいと思っているのである。勿論傍に水割りなど置いて・・・・。
米国において人気のある女性シンガー、マライア・キャリーとはよく共演しているみたいですが、表現力、声のハリなどホイットニーはまったく別格です。
彼女の代表曲と云えば、自身が出演した映画「ボディガード」のテーマ曲である「I will always love you」でありましょうが・・・・
実は私は、この曲の方が好きなんであります。
どれだけの世界中の人が、彼女の魂の歌に、心を揺さぶられたのだろう
その意味では、彼女の歌姫として神から選ばれた役割は、充分すぎるくらいに果たしたのだと思う。
アメリカでは恒例のグラミー・ウィークス
集まっていた沢山のミュージシャンが異口同音に彼女の死を悼んでいた。
スティービィーワンダーも「愛しているよホイットニー・・・・。」ってコメントしていた。
そしてポールマッカートニーも・・・・。
みんな彼女の歌の素晴らしさを知っていたのだ。
ディーヴァ、どうかゆっくりと安らかに眠って、
天国でもまた皆のために、本物の歌をソウルフルに唄って下さい。