いよいよ雨ばかりの6月も、終わりの週になってしまいました。
来週には暦が7月に変ります。
7月といえばロマンチストの好きな七夕ですよね。
わし座のアルタイト(牽牛星)と、こと座のヴェガ(織姫星)が
天の川を挟んで一年に一度の逢瀬を愉しむのです。
梅雨空は二人の逢瀬を覆いつつも神秘のベールで優しき雨降らす夜
天の川は星座の海によこたわりて渡れぬもどかしさを笑いつつ泳る
今日はある意味、私にとっての大切な記念日でありました。
それは、実は今日から短歌を始めることにしたのであります。
前から笹井宏之さんにインスパイアされて、やってみようなどと大胆なことを企ててはいたのですが、
きっかけがなく、ちっちゃな冒険日記を戸棚の中に仕舞い込んでいたのでした。
背中を押してくれたAさんに感謝です。
俳句や短歌は極めて短い詩であり、侘び寂びとシンプルさを尊ぶ優れた日本の文化であります。
かってビートルズのジョン・レノンはオノ・ヨーコさんの影響を受けて俳句に挑戦していたのでした。
僕も自由律の俳句は種田山頭火の影響を受けて、駄作ながらも詠んでいた時期もありましたが、短歌はからっきしなんであります。
それでも目の前のちっちゃな事象を、どう感じていかに表現するかという一種の感性の訓練にも通じることと考えて、敢えて挑戦してみたいと思います。
ということで今夜はオヤスミナサイ。