実はあんまし大きな声では云えないのですが、7月に大分の大きなライブハウスに祝ご出演となりました。
そこで当日の40分ワンステージのために、真剣に練習することになったのでした。
ところが平均年齢58歳という私達ウエスト・ウィンズは色んな弱点をさらけ出しているんであります。
それはまず物覚えが悪いということ・・・・。
だからコード譜がないと演奏が出来ないのです。
次に歌詞が覚えられない・・・・。歌詞が見えない。
練習をしても次に会った時は打ち合わせしたことを、すっかり忘れている。
そんなメンバー同士で悪戦苦闘なんであります。
ムリもありません、おじさんバンドからおじいさんバンドへひたすら走り続けているんですからね。
ということで今夜もその練習でありました。
リズムも何も、てんでバラバラの、だらけた練習でありました。
それが本番になると、神風が吹くというか、何とかなるから不思議なバンドではあります。
せめてビシッとした練習が出来れば、もっと上手になるのでしょうが、5人の息を合わせるには、かなり大変なのであります。
何でも一所懸命にやらないと気がすまない私。
如何に妥協するか。
楽しくやりたいというメンバーも居るしね。
でも単なる仲良しクラブではサウンド&アンサンブルの追求はできっこないし・・・・。
いや、やはりもっといい音楽をやりたい欲との葛藤。
疲れるし、ああ、もうやめにしようか・・・・。とも悩む。
それでも、ごくたまにいい演奏が出来ると、それはもう例えようも無い至福の瞬間が訪れる。
この繰り返しなんであります。
それでも挑んでいくのは、やはりビートルズが好きなのでしょうね。
今夜もビートルズになれなかった夜でありました。
音楽大好き人間のあくなき挑戦はつづくのであります。