北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「片頭痛からの卒業(坂井文彦著・講談社現代新書2018刊)」を読んだ。坂井文彦(さかいふみひこ)氏は、慶應義塾大学(医学部)卒で、米国ベイラー医科大学留学後、北里大学教授。現在は、埼玉医科大学客員教授で、埼玉国際頭痛センター長である。専門は頭痛治療とのこと。-----
片頭痛と縄文人の調査結果は、片頭痛持ちの縄文人の列島分布と一致したそうであり興味深い。縄文DNAの多く残る地域は東北地方・中国地方・九州地方となっている。一番弥生人の多い処は近畿地方である。-----
頭痛持ちの代表はパウロであり、後白河法皇であると云う話も面白い。三大頭痛が「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」だそうだが、頭痛持ちでない人には切実感が無く、書いてある内容もピンとこないが、このような医学分野で活躍されている医者もいるのだなと感心した。-----
東洋医学の痛点を利用するような、頭痛体操を考案されたり、私学の医学部の自由度が感じられて、ペインクリニックが流行るのは、こうした地味な医療行為を真面目に正面から臨床研究されている人達によって改善されていくものであると分からせて貰った。----
ストレス性とか、うつ病由来とかの頭痛に苛まれる方が多いと思われる公務員の職場でもこの本「片頭痛からの卒業」は、保健室で利用されては如何かと思った。
「片頭痛からの卒業(坂井文彦著・講談社現代新書2018刊)」を読んだ。坂井文彦(さかいふみひこ)氏は、慶應義塾大学(医学部)卒で、米国ベイラー医科大学留学後、北里大学教授。現在は、埼玉医科大学客員教授で、埼玉国際頭痛センター長である。専門は頭痛治療とのこと。-----
片頭痛と縄文人の調査結果は、片頭痛持ちの縄文人の列島分布と一致したそうであり興味深い。縄文DNAの多く残る地域は東北地方・中国地方・九州地方となっている。一番弥生人の多い処は近畿地方である。-----
頭痛持ちの代表はパウロであり、後白河法皇であると云う話も面白い。三大頭痛が「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」だそうだが、頭痛持ちでない人には切実感が無く、書いてある内容もピンとこないが、このような医学分野で活躍されている医者もいるのだなと感心した。-----
東洋医学の痛点を利用するような、頭痛体操を考案されたり、私学の医学部の自由度が感じられて、ペインクリニックが流行るのは、こうした地味な医療行為を真面目に正面から臨床研究されている人達によって改善されていくものであると分からせて貰った。----
ストレス性とか、うつ病由来とかの頭痛に苛まれる方が多いと思われる公務員の職場でもこの本「片頭痛からの卒業」は、保健室で利用されては如何かと思った。