奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その783)

2018-10-16 08:15:00 | 奈良・不比等
「人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方(大宮冬洋著・講談社α新書・2018刊)」を読んだ。大宮冬洋(おおみやとうよう1976生れ)氏は、一橋大学(法学部)卒にて、ファーストリテイリング、編集プロダクション勤務を経て、フリーライターとなる。-----
「人は死ぬまで結婚できる」は、自身の初婚(32歳)、離婚(33歳)と再婚(35歳)の経験を活かして、執筆されたようだ。従来の婚活本とは異なり、晩婚でも良いではないかと、諦めないことが肝心だと述べている。様々な事例を取材して、上手くいったケースを取り上げてどうすれば結果が出るのかについて、親切に解説してくれている。奇を衒った方法ではなくすべてオーソドックスなものであり、努力すべきは努力せよとも書いている。年齢が嵩んで落ち込んでいる方には慰めてくれる一冊となるのかも知れない。美女やイケメンでなくとも、オシャレ(身嗜み)や清潔感には気を付けた方が良いとも書いていて、高望みもしない方が良いとさりげなく書いている。-----
著者の年齢が42歳と厄年だが、35歳以上を晩婚として書いておられることもあり、シニア婚の話は登場しない。籍を入れる入れないも自由に考えれば良いと、晩婚ならではの条件緩和を薦めている。公務員の方は昨今条件が良いので早婚なのでしょうが、もし遅れているならば、焦ることは無いとも。
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