奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2531)

2023-07-29 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「定年前と定年後の働き方~サードエイジを生きる思考(石山恒貴著・光文社新書2023刊)」を読んだ。石山恒貴(いしやまのぶたか1964生れ)氏は、1988一橋大学(社会学部)卒/法政大学大学院(政策創造研究科)修了/博士(政策学)。NEC/GE/ライフサイエンスを経て/法政大学(政策創造研究科)教授。越境的学習/キャリア形成/人的資源管理を研究。----------

この本「定年前と定年後の働き方」の目次は次の通り。“シニアへの見方を変える(エイジズムの罠)”、“幸福感のU字型カーブとエイジングパラドックス”、“エイジングパラドックスの理論をヒントに働き方思考法を考える”、“主体的な職務開発のための考え方(ジョブクラフティング)”、“組織側のシニアへの取り組み”、“シニア労働者の働き方の選択肢”、“シニアへの越境学習のススメ”、“サードエイジを幸福に生きる”-----------

この本「定年前と定年後の働き方」の内容紹介文は次の通り。少子高齢化と長寿化の進行は/人生100年時代と呼ばれる環境の変化を齎した。労働力調査によれば/2021の労働力人口は日本の職場の3割以上が55歳以上の労働者で占められていることを示している。だが/これまで日本ではシニアの働き方に対して組織側の施策に焦点があたることが多く/個人の働き方として/どのような戦略を取るべきかについて/論じられてこなかった。“定年後の生き方”を解説するものは多いが/継続して働き続ける方法を解説したものは少ない。定年前と定年後をどう働くのか。ここでの働き方に“人生で最も充実した幸福な時期を実現する可能性がある”と説く著者による/これまでにない一冊。-----------

石山恒貴氏は、一度社会に出られた後に、アカデミックな世界に戻られたようだ。人事労務の仕事の経験を生かした研究テーマ上の問題をこの本「定年前と定年後の働き方」に書いておられる。余り焦点が絞られているようには見えないが/この分野の競争相手は少ないのであるようにも思った。

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