21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

*市場介入

2007年11月29日 06時22分46秒 | Weblog
 過去の実績によると、為替市場への政府の介入には、たいした意味がないみたい。為替市場の規模/流動性が大きいため、介入資金が足りない場合があるからね。その上、為替市場介入自体の意味も問題になってくる。円高だと輸出企業の売上高が落ちるのは理解出来るけど、円高が進めば、原料輸入で有利に立つ事が出来る上に、海外への投資でも有利に立つ事が出来る。のに。

 じゃあ、東京証券取引所への政府の介入の効果はどうなんだろう。今、規模の縮小から株式市場が冷え込んでいて、無意味に株安が進んでいる。その上、国債の金利が1.5%を下回っていて、介入資金を準備するには絶好のタイミングになっている。買い取る企業の株式を厳選して、モラル・ハザード(倫理崩壊)さえ起こさなければ、企業の国有化がちょっとぐらい進んでもたいした問題ではないだろう。


 政府の株式市場介入。効果のほどは知らんが、試してみる価値はあると思うけどね。

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