21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

長期金利と株取引

2007年11月21日 16時23分56秒 | Weblog
 国債の10年モノの金利が1.4%を切ろうとしている超低金利でも、日本株を買おうとしない投資家の心理が分からない。一体全体、どこに投資しているのやら。円高傾向で為替取引で儲けるよりも、絶対に株の方がリスクが低いのに。

 円建ての決算書上は、円高だと短期の利益が圧縮されるけれど、長期的には円高で原料価格が下がるから、為替は経営自体には大した悪影響を与えない。(経営者が馬鹿な為替取引に会社の資産を流用してなければ)、、、、根拠のない噂に流される一般投資家は、高く買って安く売る傾向があるのかね。



 ってもう1つ、日本政府/日本銀行に言いたい。国債が年利2%以下で発行できる上に、根拠のない株安が進んでいるのなら、ガンガンと債券を売って資金を用意して、市場介入で株を買い漁れば良いのに。上昇したあとに売却益で、国債を償還すれば良い。政府にしてみれば国債の残高を減らせるし、市場にしてみれば安定した流動性の確保につながる。
 こんな事も思いつかないくせに、消費税を上げようとしているだから、日本人高齢者だけの国会/行政ってのはやっぱり良くない。


 少なくとも年金基金は今株式運用を始めるべきだ。

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