21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

政府はこのままマヒしていてほしい

2008年12月06日 23時12分40秒 | Weblog
 一時的に日本銀行総裁職が空席になることが決まった翌日は株価が上昇した。最近でも福田首相が辞任を決めて政治的混乱が起きた翌日の株価は上昇している。
 長期のトレンドでも、小泉首相が「道路公団民営化」「郵政民営化」を推し進め、政治的に経済への影響力を行使しようとしなかったときに株価・景気の回復が起きている。

 最近では、麻生首相が「定額給付案」を発表したり景気対策の「第一次補正予算」を通して経済への影響力を維持しようとしていた時に株価の低迷が起きた。特に、定額給付が発表された時は、将来の増税への不安感から個人消費が低迷しかけた。ここ2週間では、麻生政権がレームダック化するにつれて株価に回復の兆しがみられる。

 つまり、日本の政治は景気回復に良くない。だから経済が安定的に成長を遂げるためには、政権は不安定で経済へ強い影響力を行使できない方がよい。そして、首相は名声を得ようとムリをする人ではなく、自身の能力を自覚した上で身の丈に合った政策をとる人物がいい。

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