21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

資産(stock)税の導入

2017年10月08日 20時22分31秒 | Weblog
課税の歴史を振り返ると、租庸調に始まり、stock(資産)への課税期間が長かった。

それは実際的に、流動的な「収入」よりも固定的な「資産」の把握の方が容易だからである。

ここ100年ほどに限ってみると、流動的な収入(flow)への課税が中心になっており、流動的に変わり続ける収入を正確に把握することに、無駄な労力が使われている。

これからは基本に立ち戻って、flow・収入への課税を縮小し、stock・資産への課税に立ち戻るべきである。

収入・flowへの課税比率が高いということは、貧しい人が頑張って働くほど納税負担が上がるということである。

資産・stockへの課税比率を上げることは、直接的に富裕層に負担を求めることである。より平等的なのではないだろうか?

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