21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

燃料補助?

2008年09月29日 23時22分24秒 | Weblog
 原油価格・ガソリン価格の高騰を受けて、農林水産業を対象に燃料費の補助を計画しているらしい。まったくもって「税金の無駄遣い」だ。

 コスト上昇を経営努力で吸収できないような農家・漁師は廃業してくれた方が、農林水産業の生産性の効率化が進む。どうせなら、ガソリン税をさらに引き上げて、競争力がない産業をできるだけ早く退場させた方が、日本経済にとってはプラスになる。

 燃料価格高騰への対処なら、代替エネルギー開発へさらに資金を投入するべきだ。


炭素税を引き上げて競争力のない産業には退場を願うと共に、そこから生まれた資金を活用して、太陽光発電・風力発電・揚力発電・・・・の技術開発に投資することで、生き残った産業はエネルギー価格の不安定化を心配せずに、成長戦略を描けるのではないだろうか。

 トラクターの燃料を100%輸入に頼っているなかで、「食料自給率の維持」を掲げたところで画餅にすぎない。
 まずは代替エネルギー開発を進めて、燃料自給率の向上を図るべきでしょう(笑)


 つまり、ウランを輸入に頼っている以上、原子力発電の技術開発に投資することに意味はないし、原料をブラジルからの輸入に頼っている以上、バイオ燃料にも将来性はないよ。

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