21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

ベトナム戦争~アメリカの成功~

2006年01月25日 14時06分02秒 | Weblog
 ついさっき、面白い本を読んだ。今まで、ベトナムはアメリカの敗戦経験だと思ってきたけど、それはどうも違うらしい。
もともとアメリカはベトナム戦争に「社会主義のドミノ拡大を防ぐ」事を目的をして介入した。そして、アメリカ兵士十万人の犠牲を出したのみで、ベトナム兵士400万人/市民1000万人以上を虐殺した。その後アメリカは撤退したわけだが、その本によると「社会主義を目指しただけの市民」を1000万人虐殺した事は、「社会主義の拡大を防ぐ」目的をしては最大の効果を発揮したらしい。(そりゃそうだ。) 味方が裏切らないよに敵対した勢力を徹底的に潰すのは、チンギス・ハーンや織田信長とかと似た所があるね。片方は世界最大の帝国を作り、もう片方は.................
とりあえず、私は同じ手段がイラク/アフガニスタンで使われない事を祈る

 以外と知られていない事実をして、キューバ危機についてもう1つ。
キューバ危機の引き金を引いたのはアメリカだ。アメリカがソ連の背後に当たるトルコに核ミサイルを運び込んだのが、危機を引き起こした原因と言われる。さらに結果として、アメリカはソ連とのキューバ危機チキンレースに勝ち、ソ連を悪の帝国として印象づけるのに成功した。 ついでに書くとアメリカは、世界で始めて核兵器を作り、世界で唯一核兵器を実戦使用し、世界で始めて外交交渉で核兵器の使用をちらつかせた所で、未だに放射性物質を含む汚い爆弾を実戦使用している国だ。
 まぁ、地雷やクラスター爆弾を未だに使い続けているぐらいは可愛いもんだね。


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