21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

not fish but fishing rods,

2007年09月01日 15時26分51秒 | Weblog
『魚より釣り竿』と言う事で、先進国での低所得者対策では、「現金の支給」よりも「学びの場の提供/職業訓練」に重きが置かれ始めている。(国際化の世界を生き残る為には、日本でも早くそうなるべきだね。)

 にもかかわらず、不思議な事に「発展途上国/貧困への対策」となるとまだ現金/物資の支給に留まっていて、「職業訓練の場の提供」とまでは行かないようだ。北朝鮮支援と言っても、やっぱり物資/食料が中心になっていて、「釣り竿」と提供するといった意識がない。(どうでも良い話だけど)

 まぁ、面白い話だね。効果が大きい「釣り竿の提供」を自国内に限り、長期的に悪影響のある「魚の供給」を後進国で行っているとは。先進国の「偽善」もここまで来ると尊敬に値するよ。

 child suponcer fundって言うがあって、そこは「学びの場の提供」に力を入れているけれど、、、、、、、一体全体、現地に作った学校で何を教えているのやら? 当たり前の話だけど、日本の小学校で教えているような事より、厳しい自然環境の中で生き残る為に、先に学んでおかなければならない事/教えておかなければならない事があるんじゃないの?? 子供を支援して、学校に行けるようにしたって、卒業後、現地の民兵ゲリラに入るか、海外に不法移民するかしかないんじゃ、意味がないでしょうよ。。。。。。。。。 まぁ、子供を学校に送る事は、20年後の国の発展には(まだ現地が平和なら)役立つでしょうけれど、ねぇ~~~。

 今の社会で必要な知識/技術を教えられるような「職業訓練校」の方が現地にあっているんじゃないかと思う。先に自力で食べて行けるような技術を身につければ、後になってから「夜間学校」とかで勉強し直せるようにもなる。もし明日、株式市場が暴落して、世界恐慌に陥り、先進国が途上国の子供たちの支援にお金を出せなくなってしまえば、現在「チャイルド・スポンサー」に助けてもらっている子供たちは、「学校」で勉強しているようなら、「野生」に帰らざるをえない。


 『松下幸之助』は、小学校しか出ていなかった時も、丁稚奉公を通して得た「生きる力」があったらからこそ、自立し、人を助けながら、自力で勉強を続けて行く事も出来たんだ。日本人の先人たちから学べる事を、日本の子供達だけにでなく、世界中の子供達の役立ててほしいと思う。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。