21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

英国外交への評価

2015年10月31日 00時21分43秒 | Weblog
英国外交の実力を過小評価するのは、日本マスコミの伝統だろうか?

第二次世界大戦では、英国を過小評価し、ドイツと自滅への道を突き進んだ。
昔から日本のマスコミは欧州外交を読むことが苦手らしい。


 英国は再生可能エネルギー開発には自国の資金を投資しているし、難民の受け入れにも戦略的に投資している。

 ウクライナ問題から考えると、中国を取り込むことでロシアを孤立させる目的にも見える。

 英国外交と米国外交を比較すると、good-cop/ bad-cop, friend and foeのようにも見える。

 「分割して統治せよ」の伝統を考えると、北東・東南アジアでの影響力強化を狙っているような気もする。



 別の視点から見ると、中国を歓迎しているのは「英国」ではなく、保守党であり、キャメロン首相だ。労働党との政権交代の可能性を考えると、中国が保守党と近づきすぎたのは、中国にとってリスクが大きすぎた気がする。

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